エプソムC
レース展望
過去10年で1番人気は[4−3−0−3]で7連対。前走G2以上は[4−1−0−0]、前走G3は[0−0−0−2]。4歳馬は[4−2−0−2]、5歳馬は[0−1−0−1]。2番人気は[4−1−1−4]で5連対、3番人気は[0−3−1−6]で3連対。連対馬19頭が5番人気以内、残る1頭は6番人気。最近5年の馬連は23倍、3倍、7倍、16倍、22倍。人気馬が堅実で20倍台までに収まっている。
6番人気以下は[0−1−6−112]で3着に人気薄が来ることが多い。年齢別では、3歳[0−0−0−1]、4歳[7−5−2−18]、5歳[2−3−1−38]、6歳[1−2−4−31]、7歳以上[0−0−3−50]で4歳馬が12連対と多く、4、5歳馬が勝つことが多い。7歳以上は8、9、15番人気が3着。3連単の3着に絡めたい。牝馬は[1−0−0−8]で16年に1番人気のルージュバックが勝っている。
ミッキースワローは17年のセンライト記念勝ち馬でG1では菊花賞6着、大阪杯5着、ジャパンC5着がある。休み明けの前走新潟大賞典は後方からメンバー2位の32.9秒で追い込んで0.1秒差の2着。勝ったメールドグラースは鳴尾記念、4着ルックトゥワイスは目黒記念を制した。今回は叩き2戦目で1.5キロ減の56キロ。久々の芝1800m、渋った馬場がカギ。16年以降の重賞で横山典騎手は1番人気では[2−4−0−6]で勝率16.7%、東京では[0−0−0−3]で昨年はダイワキャグニーで14着に終わった。
プロディガルサンは前3走ディセンバーS、六甲S、谷川岳Sで2着。前走谷川岳Sは出遅れた後に最後方に下げ、メンバー最速の32.6秒で追い込んで1分32秒5で走り0.2秒差の2着。2〜5着は同タイムの接戦だった。東京芝は[1−4−2−4]で重賞では東スポ杯2歳S2着、東京新聞杯2着がある。リアルスティールの全弟で全妹ラヴズオンリーユーは無敗でオークスを制した。これまで外国人騎手では[1−2−3−1]。叩き3戦目、テン乗りのレーン騎手でひと押しがあれば、重賞初制覇があってもおかしくないか。
前走府中Sを勝ったダノンキングダム、昨年のセントライト記念2着馬レイエンダ、六甲Sと都大路Sを連勝したソーグリッタリング、17年オークス馬ソウルスターリング、前走メイS2着のカラビナ、同5着のブレスジャーニー、昨年のローズS2着馬サラキアなど。ダノンキングダムは東京芝1800〜2000m[2−4−1−0]。前走府中Sは4番手からメンバー3位タイの33.4秒で抜け出して1分58秒3で優勝。重賞では青葉賞6着がある。芝1800m巧者だったダノンメジャーの半弟。川田騎手から三浦騎手に乗り替わる。
レイエンダは昨年のセントライト記念で2着に入ったが、その後はチャレンジC6着、東京新聞杯8着、メイS9着で不振が続いている。レイデオロの全弟。[3−1−0−1]のルメール騎手に乗り替わる。ソーグリッタリングは六甲S、都大路Sを最速上がりで差し切り2連勝。六甲Sではプロディガルサンとの叩き合いをクビ差で制した。前走都大路Sは中団からメンバー最速の34.1秒で差し切り1分44秒6で快勝。今年の芝重賞で武豊騎手は[1−3−2−21]、5番人気以内では[1−1−2−8]で勝率8.3%。
東京は土曜が雨、日曜が曇り時々雨の予報。メンバー的に雨で馬場が悪化すると波乱度が増す。重の巧拙はもちろん、枠順、展開にも注意したい。人気になるミッキースワローは重賞1勝のみ。プロディガルサンは重賞未勝利。さらに3歳馬の出走はなく、4歳馬は近走不振のレイデンダとサラキアの2頭のみ。他の人気馬も含め、上位人気馬の壁は高くない。良馬場でも荒れそうだが、馬場が渋ると大波乱になる可能性がある。ここで穴馬、大穴馬、超大穴馬は書けないが、相馬眼的に極端な人気薄同士の決着がありえるとみている。
★予想結果のところに何度も記していますが、予想した買い目のオッズが高くなり過ぎた場合(配当が大き過ぎる場合)、レジまぐでの予想個別販売を見送ることがあります。あらかじめご了承ください。m(__)m
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