CBC賞
レース展望

過去10年で1番人気は[2−1−1−6]で3連対。前走牡馬混合G2以上は[2−1−1−2]、OP特別は[0−0−0−3]。58キロ以上は[2−0−1−0]、56、57キロは[0−0−0−4]。2番人気は[3−1−1−5]で4連対、3番人気は[1−1−4−4]で2連対。6〜9番人気は4連対、10番人気以下は2連対。最近5年の馬連は26倍、11倍、114倍、183倍、79倍。ハンデ戦で波乱傾向が強い。

52キロ以下は[0−4−0−26]で5、7、7、9番人気が2着。軽量馬は2着に絡めたい。56キロは[3−1−4−20]だが、57キロは[0−0−1−10]。トップハンデは[2−0−2−7]で2連対のみ。10番人気以下は[1−1−2−70]で3着以内に入った4頭のうち3頭が12番より外枠だった。外枠からスムーズなレースをした馬が激走している。大穴で前走OP特別で負け、12番より外枠に入った馬に注意。

レッドアンシェルはアーリントンC2着、リゲルS1着がある。前走彦根Sは3番手からメンバー3位タイの32.8秒で抜け出して1分7秒3で2馬身半差で圧勝。前半3F34.3秒だったが、2F目から10秒台のラップが4F続く展開で芝1200m適性を示した。ハンデは前走より1キロ軽い56キロ。初の中京、3着以内がない左回りがカギ。過去10年のCBC賞で福永騎手は[2−0−1−2]で2勝。今年の芝重賞では1600m以下[3−3−3−9]、1800m以上[0−1−3−13]でマイル以下で活躍している。

アウィルアウェイは新馬、ダリア賞を連勝して京王杯2歳Sでハナ差の2着に入った。今年はフィリーズレビュー7着、桜花賞10着に終わったが、初の芝1200mとなった前走葵Sは6番手からメンバー5位タイの33.7秒で伸びて0.2秒差の3着。直線で前にいた馬がフラフラしてスムーズさを欠いたことが堪えた。半兄インディチャンプは安田記念を優勝。マイルまではこなせそうだが、気性的に短い距離が合っている。過去10年のCBC賞で牝馬は[2−3−2−41]で5連対。前走より4キロ軽い51キロで出走できる。

昨年CBC賞と北九州記念を連勝したアレスバローズ、高松宮記念2着馬セイウンコウセイ、同3着馬ショウナンアンセム、前走春雷Sを勝ったビップライブリー、前走水無月S2着のラベンダーヴァレイなど。アレスバローズは昨年のCBC賞は54キロ、北九州記念は56キロだったが、今回は57.5キロを背負う。日曜は雨の予報。渋った馬場の克服がカギ。セイウンコウセイは前走高松宮記念で3番手から伸びて0.1秒差の2着。17年に稍重の高松宮記念を勝った馬。トップハンデ58キロを背負うが、道悪で粘り込みに注意。

ショウナンアンセムは前走高松宮記念でメンバー2位の33.4秒で追い込んで0.1秒差の3着。17番人気で穴をあけた。ハンデは前走より1キロ軽い56キロ。道悪をこなすタイプ。メンバー的に逃げる手もあるか。ビップライブリーは前走春雷Sを2番手から抜け出して1分7秒7で優勝。初めて1200mで勝ち、1分7秒台の決着に対応できた。稍重以上では[3−3−0−2]の道悪巧者。ハンデは前走より1キロ増の56キロ。過去10年のCBC賞で和田騎手は[0−0−0−8]、今年の重賞では[0−2−0−22]。

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