七夕賞
レース展望
サマー2000シリーズの第1戦。過去10年で1番人気は[3−1−2−4]で4連対。前走重賞3着以内は[2−1−1−3]、57キロなら[2−1−0−0]で堅実。2番人気は[1−1−2−6]で2連対、3番人気は[1−0−0−9]で1連対。6〜9番人気、10番人気以下は各4連対。最近5年の馬連は158倍、38倍、22倍、14倍、232倍で荒れている。ハンデ戦で波乱傾向が強い。
前走勝ち馬は[1−1−3−11]、2着馬は[2−0−1−11]で各2連対のみ。前走6〜9着から3頭、前走10着以下から7頭が連対している。前走着順は問われない。ローカルの芝2000mで実績のある馬に注目したい。トップハンデは[0−2−2−12]、3番人気以内は[0−0−2−4]、4番人気以下は[0−2−0−8]。トップハンデは斤量に関係なく人気になっても過信禁物。
ロシュフォールは前6走[4−1−1−0]で上がりは全てメンバー最速。前走新潟大賞典は出遅れて最後方を進み、直線で馬群を割ってメンバー最速の32.8秒で追い込んで0.1秒差の3着。出遅れて位置取りが悪くなり、直線で前が壁になって追い出しが遅れるロスがあった。中山の新馬戦6着以来となる右回り、経験のない渋った馬場がリスクがあるが、絶対能力の高さで克服するか。ルメール騎手からテン乗りの三浦騎手に乗り替わる。今年の重賞で三浦騎手は[1−1−0−26]。デビュー以来福島の重賞では[0−0−0−7]。
ミッキースワローは17年のセンライト記念を勝った後[0−2−0−6]で未勝利。2走前の新潟大賞典はトップハンデ57.5キロを背負い、後方からメンバー2位の32.9秒で馬群を捌きながら追い込んで0.1秒差の2着。3着ロシュフォールにハナ差先着した。前走エプソムCは後方から伸び切れず1.0秒差の10着。前残りの展開で緩い馬場が堪えたか。良馬場の中山&福島芝1800〜2000mでは[3−1−1−1]。新潟大賞典と同じトップハンデ57.5キロを背負う。横山典騎手から元主戦の菊沢騎手に乗り替わる。
前走鳴尾記念2着のブラックスピネル、前走福島民報杯2着のクレッシェンドラヴ、小倉大賞典2着馬タニノフランケル、昨年の鳴尾記念勝ち馬ストロングタイタン、前走目黒記念3着のソールインパクト、阪神大賞典3着馬ロードヴァンドール、前走新潟大賞典6着のクリノヤマトノオー、藤田菜騎手が騎乗するゴールドサーベラスなど。ブラックスピネルは芝2000m[2−1−1−2]で逃げたときは[1−1−0−1]。三浦騎手から石橋騎手に乗り替わる。今年の重賞で石橋騎手がサンデーレーシングの馬に騎乗すると[0−4−0−7]。
クレッシェンドラヴは芝2000m[2−1−0−2]で昨年12月以降は[2−1−0−0]。前走福島民報杯は後方から早めに捲ってレッドローゼスに0.1秒差の2着。今年の重賞で内田騎手は[1−0−1−16]、逃げたときは[1−0−1−1]。タニノフランケルは芝2000m[3−0−1−4]で中山金杯で逃げて0.1秒差の3着がある。勝ったウインブライトは中山記念、クイーンエリザベス2世Cを連勝した。稍重以上では[2−1−1−1]、重&不良では[2−0−1−0]。今絶好調の福永騎手に乗り替わる。
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