函館記念
レース展望
サマー2000シリーズの第2戦。過去10年で1番人気は[0−1−0−9]で1連対。11年以降は[0−0−0−8]で不振が続いている。2番人気は[2−0−0−8]で2連対、3番人気は[3−0−0−7]で3連対。6〜9番人気が4連対、10番人気以下が5連対。9年で2着に7番人気以下が入っている。最近5年の馬連は50倍、81倍、108倍、351倍、55倍。ハンデ戦でかなり波乱傾向が強い。
トップハンデは[1−2−0−7]で3、7、8番人気が連対。1、2番人気は[0−0−0−3]で不振。58キロは[0−1−0−4]で1連対のみ。重賞実績のある重ハンデ馬は人気になるが過信禁物。前走巴賞は[1−4−3−42]、連対馬は[0−0−0−14]で3番人気以内では[0−0−0−9]。巴賞連対馬は人気になっても過信禁物。穴で前走巴賞で6着前後に負けた馬の巻き返しに注意。
エアスピネルはマイル重賞3勝の実力馬。G1では朝日杯FS2着、マイルCS2着、菊花賞3着がある。芝2000mは弥生賞3着、皐月賞4着、札幌記念5着で善戦止まりが続いている。距離2000mは微妙に長いのか。今回は昨年のマイルCS10着以来のレースでトップハンデ58キロを背負う。栗東でかなり入念に乗り込んできたが、どこまで仕上がってくるか。3戦連続で福永騎手が騎乗する。
ステイフーリッシュは昨年の京都新聞杯勝ち馬。芝2000mは[1−1−3−1]でホープフルS3着、チャレンジC3着、中山金杯2着、鳴尾記念3着がある。詰めが甘く勝ち切れないが、芝2000mでは堅実に走っている。ハンデは57.5キロ。これまで57キロでは全てG1だが、10、11、13着に終わっている。先行したり捲ったり脚質に幅がある馬。デビューから3戦で騎乗した中谷騎手に乗り替わる。
福島民報杯勝ち馬レッドローゼス、重賞で2着が3回あるマイスタイル、巴賞勝ち馬スズカデヴィアス、同2着馬ナイトオブナイツ、17年の菊花賞3着馬ポポカテペトル、AJC杯3着馬メートルダールなど。レッドローゼスは前走福島民報杯を後方から捲って1分58秒6で優勝。2着クレッシェンドラヴは七夕賞で2着に入った。重賞初挑戦になるが、ハンデは前走より2キロ重い56キロ。函館は初めてだが、札幌では[1−1−0−0]。今年の重賞で蛯名騎手は[0−0−2−14]。現在27年連続重賞勝利中。
マイスタイルは弥生賞2着、福島記念2着、京都金杯2着がある。函館芝2000mは[2−0−0−0](稍重)で昨年洞爺湖特別と五稜郭Sを逃げて連勝した。前走巴賞は休み明けで58キロを背負って9着。叩き2戦目、56キロでどこまで変わるか。勝てば田中勝騎手は15年福島牝馬S以来4年ぶりの重賞勝利となる。スズカデヴィアスは前走巴賞を59キロを背負ってメンバー最速の35.2秒で差し切り13番人気で穴をあけた。ハンデは1.5キロ減の57.5キロ。巴賞勝ち馬が斤量1.5キロ減は初めてとなる。
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