函館2歳S
レース展望

過去10年で1番人気は[4−2−0−4]で6連対。関東馬[1−0−0−2]、関西馬[3−2−0−2]、牡馬[1−1−0−4]、牝馬[3−1−0−0]。関西馬、牝馬は堅実。2番人気は[4−1−2−3]で5連対、3番人気は[1−1−2−6]で2連対。6〜9番人気は2連対、10番人気以下は2連対。最近5年の馬連は168倍、13倍、6倍、156倍、58倍。最近は人気薄の激走が多く波乱傾向が強い。

関東馬[1−6−5−67]、関西馬[9−4−5−40]。関西馬は1着、関東馬は2着が多い。3番人気以内の関西牝馬は[4−1−0−2]で堅実。6番人気以下では関東馬[0−3−3−54]、関西馬[0−1−1−26]。穴で関東馬に注意。6番人気以下で3着以内に入った8頭のうち6頭が牝馬。函館芝1200mの新馬、未勝利戦の勝ちタイムが遅い馬は人気にならない。穴で勝ちタイムが遅い牝馬に注意。

タイセイビジョンは阪神芝1400mの新馬戦を中団から外を回って早めに押し上げ、メンバー最速の36.1秒で抜け出して2馬身半差で圧勝。石橋脩騎手は最後まで鞭を入れなかった。セレクトセールで1944万円で取り引きされたタートルボウル産駒で半兄にノストラダムス。近親にアロハドリーム、ユートピアがいる。新馬戦の勝ちっぷりから人気を集めそうだ。牡馬にしては少し細身な馬。初の芝1200m、洋芝がどう出るか。

レッドヴェイパーは新馬戦を禁止薬物の影響で競走除外。1週遅れで出走した函館芝1200mの新馬戦を2番手からメンバー2位の35.7秒で抜け出して1分9秒6の好タイムで優勝。ハナ差の2着ケープコッド、5馬身差の3着メイショウナパワンは次走未勝利戦を勝っている。過去10年でキンシャサノキセキ産駒は[1−1−0−4]でカシアス1着、モンドキャンノ2着がある。412キロの小柄な牝馬。タフな馬場がどうか。

函館芝1200mの新馬戦を逃げ切ったスマートカーリー、函館芝1200mの未勝利戦を逃げ切ったビアンフェ、福島芝1200mの新馬戦で大外一気を決めたゴッドスター、函館芝1200mの新馬戦を3馬身差で圧勝したパフェムリなど。スマートカーリーは新馬戦を前半3F34.1秒で逃げ、メンバー8位タイの36.1秒でまとめて1分10秒2で優勝。新種牡馬エピファネイア産駒。2戦連続で武豊騎手が騎乗する。

ビアンフェは未勝利戦を前半3F34.5秒で逃げてメンバー2位の35.5秒でまとめ1分10秒0(稍重)で優勝。新種牡馬キズナ産駒で15年の函館2歳S勝ち馬ブランボヌールの半弟。中竹厩舎は函館2歳Sをブランボヌール、アスターペガサスで制している。ゴッドスターは新馬戦をメンバー最速の35.7秒で大外一気を決め1分12秒8(不良)で優勝。過去10年で前走福島は[0−0−1−14]。池添騎手が大外から持ってくるか。

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