神戸新聞杯
レース展望

菊花賞トライアル。過去10年で1番人気は[6−2−0−2]で8連対。前走ダービーを勝った馬は[3−1−0−0]、2着馬は[2−0−0−1]、4、5着馬は[1−1−0−0]。単勝1.2〜1.4倍台は[2−0−0−0]、1.5〜1.9倍は[2−2−0−0]、2倍台は[2−0−0−2]。2番人気は[2−2−2−4]で4連対、3番人気は[1−2−2−5]で3連対。

6番人気以下で連対した5頭は6〜8番人気。最近5年の馬連は24倍、9倍、11倍、4倍、7倍で荒れても20倍台までに収まっている。前走ダービーで5着以内は[8−5−0−5]は13連対。3番人気以内なら[8−5−0−3]で連対率81%。前走ダービーでメンバー1、2位の上がりで5着以内に入った馬が3番人気以内なら[4−3−0−0]で連対率100%。

6番人気以下で3着以内に入った8頭は6〜9番人気で7頭が上がりがメンバー3位以内の差し追い込み馬だった。穴で末脚に威力がある6〜9番人気を絡めたい。10番人気以下は[0−0−0−50]で出番なし。前走1勝クラスは[0−0−0−24]で3着以内なし。前走2勝クラスは[0−3−3−30]で2、6、7番人気が連対。穴で2勝クラス組に注意。

サートゥルナーリアは新馬、萩S、ホープフルS、皐月賞を4連勝。皐月賞は外枠から7番手につけ、メンバー最速の34.1秒で叩き合いを頭差で制し1分58秒1で優勝。2着ヴェロックスとはクビ差だった。前走ダービーは出遅れて中団の後ろを進み、大外からメンバー最速の34.1秒で伸びて0.5秒差の4着。最後は一杯になって3着ヴェロックスに差し返された。

ホープフルSから直行し余裕残しの仕上げで皐月賞を勝ったが、最終調教ではダービー向きの馬体に変化していなかった。角居調教師は危険を感じていたのではないか。ダービーを負けたことで凱旋門賞挑戦はなくなり、神戸新聞杯で復帰することになった。まずは夏を越して馬体がどこまで成長しているか注目したい。過去10年の神戸新聞杯でルメール騎手は[3−0−0−0]で勝率100%。

ヴェロックスは[3−2−1−1]で皐月賞2着、ダービー3着がある。皐月賞は頭差の2着に負けたが、直線でサートゥルナーリアに寄られる不利があった。前走ダービーは7番手からメンバー3位タイの34.3秒で伸びて0.4秒差の3着。外枠で位置取りが悪くなり、外々を回されるロスがあった。追うと頭が上がり前脚の掻き込みが大きくなるタイプ。ジャスタウェイ産駒初の重賞制覇なるか。

前走若葉S2着のワールドプレミア、京都新聞杯勝ち馬レッドジェニアル、前走2勝クラスを勝ったシフルマン、ユニコーンライオンなど。ワールドプレミアは[2−1−1−0]で3着以内を確保。ワールドエースの全弟。過去10年の神戸新聞杯で武豊騎手は[1−1−0−6]。レッドジェニアルは前走ダービーで0.8秒差の8着。関西圏では[2−0−2−1]で複勝率80%。3着あたりに突っ込むか。

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