富士S
レース展望

過去10年で1番人気は[3−1−0−6]で4連対。3歳馬は[0−0−0−3]でレッドスパーダは15着、リルダヴァルは4着、ロードクエストは9着に終わった。2ヶ月以上間隔が空いた馬は[0−1−0−3]で1連対のみ。2番人気は[3−0−1−6]、3番人気は[1−2−1−6]で各3連対。6〜9番人気、10番人気以下は各3連対。最近4年の馬連は13倍、19倍、10倍、11倍で全て10倍台の決着。

年齢別では3歳[3−1−3−29]、4歳[4−3−2−14]、5歳[3−3−4−34]、6歳[0−3−0−35]、7歳以上[0−0−1−19]で4、5歳馬が活躍している。3歳馬は2〜5番人気しか連対がない。4歳馬は3番人気以内なら[4−1−1−2]で堅実。6歳以上の高齢馬が勝ったことはない。6歳馬は4、11、14番人気が2着。穴で前走惨敗した10番人気以下に注意。7歳以上は3着が1回あるのみ。

アドマイヤマーズは共同通信杯で2着、皐月賞で4着に負けたが、芝1600mは[5−0−0−0]でデイリー杯2歳S、朝日杯FS、NHKマイルCを勝っている。前走NHKマイルCは7番手からメンバー4位の33.9秒で差し切って1分32秒4で優勝。今回はG1馬のため他馬より重い57キロを背負う。毎日王冠を勝ったダノンキングリーは54キロだった。6月以降の重賞でMデムーロ騎手は[0−3−1−14]。

ノームコアは芝1600mで2戦2勝。前走ヴィクトリアマイルは7番手からメンバー3位タイの33.2秒で差し切って1分30秒5のレコードで優勝。超高速馬場で脚への負担が大きかったのか、左第1指骨剥離骨折が判明。今回は骨折明けになる。ヴィクトリアマイル2着プリモシーンが先週の府中牝馬Sで惨敗したのが少し気になるが、仕上がっていれば堅実に走るタイプ。初の56キロがどう出るか。鞍上はルメール騎手。

東京新聞杯2着馬レッドオルガ、エプソムC2着馬レイエンダ、NHKマイルC3着馬カテドラル、昨年の富士S勝ち馬ロジクライ、中京記念2着馬クリノガウディーなど。東京は金曜が雨、土曜が曇り時々雨の予報。レッドオルガは東京芝1600m[2−1−1−1]の巧者。東京新聞杯ではインディチャンプに0.1秒差の2着に入った。東京新聞杯と同じ54キロで出走できる。7月以降の重賞で福永騎手は[0−1−2−14]。

レイエンダは前4走8、9、1、10着で成績にムラがある。エプソムCは2番手から抜け出したが、前半5F63.9秒の超スローペースだった。スミヨン騎手が騎乗する。カテドラルはNHKマイルC3着に入ったが、前走中京記念は8着に終わった。緩い馬場が影響したのか。アドマイヤマーズより3キロ軽い54キロで出走できる。有力馬の仕上がり、馬場状態次第で超絶の人気薄が激走する可能性がある。強烈な穴馬がいる。

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