アルテミスS
レース展望

過去7年で1番人気は[2−2−0−3]で4連対。休み明けでなく前走芝1600〜1800mなら[2−2−0−2]、キャリア2戦なら[2−2−0−1]で連対率80%。2番人気は[2−1−1−3]で3連対、3番人気は[0−0−0−7]で連対なし。連対馬14頭のうち9頭が5番人気以内、残る5頭は6、6、9、12、13番人気。最近5年の馬連は31倍、104倍、4倍、257倍、54倍で中穴以上の決着が多い。

連対馬14頭は全て前走5着以内。2歳重賞は前走好走馬が活躍する傾向。ただし前走2着馬は[0−0−1−10]で不振。前走6着以下は[0−0−0−18]で出番なし。出遅れ、直線の不利など明らかな敗因がある馬を除き軽視。連対馬14頭のうち13頭の前走上がりがメンバー3位以内だった。前走4位以下は[0−1−2−34]で1連対のみ。前走3位以内の上がりで勝ってきた馬に注目。上がり4位以下は人気でも危険。

リアアメリアは阪神芝1600mの新馬戦で単勝1.2倍の断然人気に支持され、出遅れて後方からメンバー最速の34.4秒で差し切り1分46秒5で8馬身差で圧勝。最後まで馬なりのままで大楽勝だった。シルクHCで7000万円で募集された中内田厩舎のディープインパクト産駒。中内田厩舎は2歳芝重賞[7−1−0−5]、1番人気では[3−0−0−1]。新馬戦とは違う流れで速い上がりを繰り出せるかがカギ。

サンクテュエールは新潟芝1600mの新馬戦を2番手からメンバー最速の33.6秒で抜け出して1分36秒5で優勝。ラスト3Fは11.5−10.9−11.3秒。キャロットファームで8000万円で募集された藤沢和厩舎のディープインパクト産駒。藤沢和厩舎は16年以降の2歳芝重賞[6−1−3−5]、1番人気では[4−0−1−1]、2番人気では[0−0−1−1]。過去7年でルメール騎手は[0−2−0−2]。

新馬&クローバー賞を連勝したオータムレッド、新馬&コスモス賞を連勝したルーチェデラヴィタ、未勝利戦を勝ったラインオブダンスなど。オータムレッドは函館芝1200mの新馬戦を1分10秒9(稍重)で優勝。クビ差の2着ビアンフェは函館2歳Sを制した。クローバー賞は後方からメンバー最速の35.2秒で差し切り快勝。セレクトセールで4212万円で取り引きされたワールドエース産駒。石橋脩騎手に乗り替わる。

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