京王杯2歳S
レース展望


牡馬は[10−7−10−83]、牝馬は[0−3−0−25]。牝馬は4番人気以内[0−3−0−1]、5番人気以下[0−0−0−24]。昨年は1番人気のアウィルアウェイが2着に入った。牝馬は人気馬なら狙えるが勝った馬はいない。関東馬は[3−4−4−69]、関西馬は[7−6−6−38]で関西馬が活躍。6番人気以下で連対した6頭のうち5頭が関西牡馬だった。穴で8番人気前後の関西牡馬に注意。

ビアンフェは新馬戦で2着に負けたが、未勝利、函館2歳Sを2連勝。前走函館2歳Sは1枠1番から前半3F33.6秒で逃げ、メンバー5位の35.6秒で後続を引き離し1分9秒2で優勝。ラスト3Fは11.5−11.7−12.4秒とラップが落ちたが、直線が強い向かい風で差してくる馬がいなかった。父キズナ、母ルシュクルでブランボヌール、エントシャイデンの半弟。距離1F延長と速い上がりに対応できるかがカギ。

マイネルグリットは新馬(重)、フェニックス賞、小倉2歳S(重)を3連勝。前走小倉2歳Sは5番手からメンバー3位の36.2秒で外から差し切って1分10秒5で優勝。重馬場の新馬戦でもいい脚を長く使って差し切っている。母マイネショコラーデは函館2歳S2着馬、祖母コスモヴァレンチは小倉2歳S勝ち馬で2歳の短距離重賞に強い一族。芝1600mの新馬戦を勝っており距離はOK。上がりが速くなり過ぎなければ。

函館2歳S2着馬タイセイビジョン、前走未勝利戦を圧勝したヴァルナ、同コースの新馬戦を勝っているグランチェイサー、前走未勝利戦を勝ったグレイトホーンなど。タイセイビジョンは前走函館2歳Sは出遅れて後方からメンバー最速の34.7秒で伸びて0.3秒差の2着。かなり厳しい位置にいたが、ルメール騎手が内から上手く捌いて持ってきた。阪神芝1400mの新馬戦を好位からメンバー最速の36.1秒で差し切り2馬身半差で勝っており、芝1400mも守備範囲。前2走とも最速上がり、ルメール騎手で1番人気か。

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