東スポ杯2歳S
レース展望

過去10年で1番人気は[5−1−1−3]で6連対。最近6年は[1−1−1−3]で取りこぼす馬が多い。昨年はムーア騎乗のルヴォルグが9着に終わった。2番人気は[2−2−0−6]で4連対、3番人気は[0−3−1−6]で3連対。連対馬17頭が4番人気以内、残る3頭は7、8、10番人気。最近5年の馬連は10倍、13倍、14倍、1.7倍、247倍。昨年は8−7−4番人気で大波乱になった。

連対馬17頭が前走1着、全馬が前走連対していた。前走勝った馬に注目。前走2着から連対した3頭は前走OP以上に出走していた。前走3着は[0−0−1−6]で3着止まり。前走4着以下は[0−0−0−24]で出番なし。前走新馬戦は[3−1−3−24]で4連対、未勝利は[1−3−4−25]で4連対。素質があればキャリアは問われないが、12年以降は必ず前走OP以上で連対した馬が連対している。

ラインベックは中京芝1600mの新馬戦、中京2歳Sを先行して最速上がりで抜け出し2連勝。父ディープインパクト、母アパパネの3冠馬配合。金子氏&友道厩舎というのは、ダービー馬マカヒキ、ワグネリアンと同じ。新馬戦は稍重、中京2歳Sは重馬場だった。距離1F延長、良馬場の高速上がりに対応できるかがカギ。かなり入念に乗り込んで仕上げてきている。福永騎手が騎乗停止のため、ビュイック騎手が騎乗する。

アルジャンナは阪神芝2000mの新馬戦を後方からメンバー最速の33.6秒で差し切って2分4秒4で優勝。川田騎手は軽く仕掛けただけで途中から流していた。池江厩舎のディープインパクト産駒で母コンドコマンドは米G1馬。11月以降の重賞で川田騎手は[0−0−0−4]。1番人気のインティは15着、エアアルマスは11着に終わった。アルジャンナは長距離輸送、初の左回りを克服してまともに走るかがカギ。

阪神芝1800mの新馬戦を圧勝したコントレイル、新潟芝1800mの新馬戦を勝ったリグージェ(マーフィー騎手)、前走東京の1勝クラスを勝ったゼンノジャスタ、東京芝1600mの未勝利戦を勝ったオーロラフラッシュ(ルメール騎手)、前走アイビーS3着のショコラブリアンなど。コントレイルは新馬戦を2番手から抜け出して2馬身半差で圧勝。矢作厩舎のディープインパクト産駒。陣営はムーア騎手を確保している。

[Home]