チャレンジC
レース展望
17年に芝2000mの別定戦に変更された。12月に移動した過去7年で1番人気は[3−0−0−4]で3連対。前走重賞は[2−0−0−1]だが、前走OP特別は[0−0−0−3]で不振。2番人気は[1−2−1−3]で2連対、3番人気は[0−0−0−7]で連対なし。6〜9番人気が4連対。10番人気以下は[0−0−3−41]。過去5年の馬連は120倍/18倍、6倍、74倍、15倍、16倍で中穴決着が多い。
連対馬15頭のうち8頭が前走3着以内。前走4着以下から連対した7頭は前走重賞4〜10着。重賞なら巻き返せるが、前走10着以下は[1−0−2−26]。前走3勝クラス勝ち馬は[1−2−1−7]で通用している。6番人気以下で連対した4頭のうち3頭が前走重賞で4、6、8着に負けていた。4頭のうち3頭が差し追い込み馬で上がり3Fはメンバー3位以内。穴で前走重賞で4〜8着に負けた差し追い込み馬に注意。
ステイフーリッシュは昨年の京都新聞杯勝ち馬。芝2000mは[1−2−4−2]、G3では[0−2−3−0]で3着以内を確保。阪神芝2000mは[0−0−2−1]でチャレンジC3着、鳴尾記念3着がある。3走前の函館記念3着、前走福島記念2着は57.5キロを背負っていたが、今回は56キロで出走できる。詰めが甘く勝ち切れないが、G3なら堅実に走っている。今年22年目の中谷騎手は重賞初制覇が懸かる。
ギベオンは昨年のNHKマイルC2着馬。芝2000mは[2−0−0−2]で昨年の中日新聞杯を1番人気で中団から差して勝っている。今年は金鯱賞6着、ダービー卿CT5着、鳴尾記念4着、毎日王冠7着と善戦止まりが続いているが、今回はG3でメンバーは少し楽になる。2走前の鳴尾記念はスタートで躓いて後方から0.3秒差の4着まで追い上げた。藤原英厩舎のディープインパクト産駒。社台はデットーリ騎手を確保。
4連勝中の上がり馬ロードマイウェイ、昨年の小倉記念勝ち馬トリオンフ、前走レインボーSを勝ってOP入りしたブレステイキング、昨年の宝塚記念3着馬ノーブルマーズ、鳴尾記念2着馬ブラックスピネル、昨年のNHKマイルC勝ち馬ケイアイノーテックなど。ロードマイウェイは4連勝で前走ポートアイランドSを優勝。芝1800mで3勝しているが、芝2000mでは1勝クラスで1戦して6着。好位からひと脚使えるレース巧者でルメール騎手とは[2−1−0−0]で好相性。ジャスタウェイ産駒の重賞初制覇なるか。
トリオンフは昨年の小倉記念を勝った後、屈腱炎を発症し、1年4ヶ月ぶりの出走になる。阪神芝2000mでは鳴尾記念でストロングタイタンの2着がある。昨年G3では[2−1−0−1]。乗り込んでいるが、どこまで仕上がってくるか。鞍上は岩田騎手。ブラックスピネルは鳴尾記念で逃げてメールドグラースに0.2秒差の2着に粘った。スミヨン騎手が騎乗するため、3週連続で坂路で一杯に追っている。ケイアイノーテックは芝のG3は初めて。芝2000mで他馬より重い57キロは厳しいが、条件替わりで一変に注意。
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