カペラS
レース展望

過去10年で1番人気は[1−1−1−7]で2連対のみ。単勝2倍台は[0−1−0−1]、3倍台は[1−0−1−2]だが、4倍台は[0−0−0−4]で不振。7、8枠に入った馬は[0−0−1−3]で3着止まり。2番人気は[1−1−3−5]で2連対、3番人気は[3−2−0−5]で5連対。6〜9番人気は4連対、10番人気以下は3連対。最近5年の馬連は511倍、39倍、11倍、79倍、82倍で荒れている。

過去10年のうち5年が1分9秒台の高速決着。ダート短距離で実績のある馬が揃い、ハイペースで高速決着になりやすい。スピードのない馬では通用しない。ダ1200mで速い持ちタイムがある馬に注目。連対馬の脚質は逃げ3先行3、差し8追込6で差し追い込み馬が活躍。ハイペースで直線一気が決まりやすい。末脚に威力がある馬に注意。連対馬19頭がダートで連対率50%以上または5勝以上。これを満たす馬に注目。

コパノキッキングは昨年のカペラS勝ち馬。昨年は出遅れて最後方から大外を回って押し上げ、メンバー最速の34.9秒で差し切り1分10秒2で制した。ダ1000m[2−0−0−0]、ダ1200mは[5−1−1−0]。ダート短距離では底を見せていない。前走JBCスプリントは先行策から早めに先頭に立ったが、最後にブルドッグボスに交わされて0.1秒差の2着。最後に差されたのは勝ちに行ったぶんか。藤田菜七子騎手では[1−2−1−1]。他馬より重い58キロを背負う。藤田菜七子騎手はJRA重賞初制覇なるか。

ゴールドクイーンはダ1400m以下[4−1−0−4]、逃げたときは[3−1−0−1]。2走前に中山ダ1200mのながつきSを前半3F33.0秒のハイペースで逃げて1分9秒0で5馬身差で圧勝している。牝馬が57キロを背負っていた。前走JBCレディスクラシックはハナを切って直線でしぶとく粘ったが、ヤマニンアンプリメに差されて0.3秒差の2着。3着ファッショニスタには6馬身差をつけた。ながつきSより2キロ軽い55キロで出走できる。コパノキッキングとは3キロ差。逃げてどこまで踏ん張れるか。

クラスターC2着馬で2走前にながつきS2着のヒロシゲゴールド、前走室町S2着のタテヤマ、前走オータムリーフS2着のテーオージーニアス、前走霜月S6着のドリュウ、2連勝でオープン入りしたレッドアネラなど。ヒロシゲゴールドはダ1200mで逃げたときは[3−1−2−1]。最近強気な騎乗が目立つ津村騎手が騎乗する。ゴールドクイーンと真っ向勝負か。ドリュウは中山ダ1200m[1−2−2−1]で上がりは全てメンバー1、2位。末脚は確実なため、展開待ち。陣営はMデムーロ騎手を確保している。

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