阪神カップ
レース展望
過去10年で1番人気は[1−0−1−8]で1連対のみ。芝1400m未経験馬は[0−0−1−2]、3歳馬は[0−0−0−3]、牝馬は[0−0−0−2]で不振。2番人気は[2−2−1−5]で4連対、3番人気は[2−1−1−6]で3連対。3番人気以内の決着はない。6〜9番人気が5連対、10番人気以下が4連対。最近5年の馬連は92倍、59倍、32倍、40倍、101倍でかなり荒れている。
年齢別では3歳[1−3−2−25]、4歳[1−2−3−25]、5歳[3−3−2−43]、6歳[4−2−1−28]、7歳[1−1−1−15]、8歳以上[0−0−0−7]で5、6歳馬が活躍している。1、2番人気の3歳馬は[0−1−1−6]、4歳馬は[0−0−1−3]で不振。前走G1で10着以下に惨敗した馬は[2−5−2−34]で7連対。芝1400m重賞で実績がある馬の巻き返しに注意。
グランアレグリアは桜花賞を3番手から早めに先頭に立ち、メンバー5位タイの33.3秒で後続を引き離し1分32秒7で2馬身半差で圧勝。レースのラスト5Fは57.3秒。ラスト3Fは10.8−11.0−11.5秒の高速ラップ。1400m通過は1分21秒2だった。今回は初の芝1400mになるが、スピードの絶対値が高く、桜花賞より1キロ軽い54キロで出走できる。過去10年で藤沢和厩舎は[1−1−1−5]、ルメール騎手は[1−1−1−5]。1番人気の牝馬、3歳馬が不振なデータを覆せるか。
マイスタイルはスワンSで好位からしぶとく伸びてハナ+クビ差の3着。休み明け、初の芝1400mで適性を示した。前走マイルCSは前半5F58.8秒で逃げ、メンバー12位の34.6秒でまとめて0.4秒差の4着。ダノンキングリーにクビ差先着した。田中勝騎手が強気に前に行って粘らせるか。グァンチャーレはマイラーズCでダノンプレミアムに0.2秒差の2着。その後は安田記念4着、スワンS5着、マイルCS8着。7歳馬でも大きな衰えはなく、相手なりに走るタイプ。池添騎手とは[1−3−0−0]で好相性。
アーリントンC勝ち馬イベリス、阪急杯勝ち馬スマートオーディン、同2着馬レッツゴードンキ、同3着馬ロジクライ、ダービー卿CT勝ち馬フィアーノロマーノなど。2週前の阪神JFをレシステンシアが逃げてレコードで圧勝したが、先週のターコイズS、朝日杯FSもハイペースになった。前残りでイベリス、ロジクライ、フィアーノロマーノ、前崩れでスマートオーディン、レッツゴードンキか。阪神は高速馬場。今週も展開がひとつのポイントになる。昨年は11−2−12番人気で3連単34万馬券。今年も大波乱がありえる。
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