ホープフルS
レース展望
OP特別時代を含め、過去10年で1番人気は[4−2−0−4]で6連対。単勝1、2倍台は[2−1−0−1]で連対率75%。2番人気は[1−2−4−3]で3連対、3番人気は[1−1−2−6]で2連対。6〜9番人気が5連対、10番人気以下が1連対。最近5年の馬連は93倍、12倍、23倍、14倍、6倍。G1昇格後2年は1−4−8番人気、1−2−3番人気で決着した。
連対馬17頭が前走1着、19頭が3着以内。残る1頭は前走葉牡丹賞7着。最近6年の連対馬12頭のうち11頭が前走1着。前走クラスは問わず、前走勝った馬に注目したい。キャリア1戦[6−0−3−12]、2戦[3−5−3−30]、3戦[0−1−1−23]、4戦[1−2−2−24]。新馬戦勝ち馬が6勝している。G1昇格後の連対馬4頭はキャリア2〜4戦の2勝馬だった。
コントレイルは阪神芝1800mの新馬戦を3番手からメンバー最速の33.5秒で抜け出して2馬身半差で圧勝。前走東スポ杯2歳Sは中団からメンバー最速の33.1秒で抜け出して2歳レコードで優勝。前半5F58.8秒の速い流れで2F目からずっと11秒台のラップが続き、ラスト3Fは11.7−10.8−11.4秒。勝ちタイム1分44秒5は毎日王冠に0.1秒差、府中牝馬S(稍重)と同タイムだった。
東スポ杯2歳Sのレーティング114は過去15年で最高。これまで最高だったワグネリアン(翌年ダービーを優勝)を2ポイント上回った。ムーア騎手はモーリスで天皇賞(秋)を勝った時のような騎乗だったが、これだけハイパフォーマンスを発揮したのはムーア騎手の効果もあるか。キャリア1戦でこの時計で走った反動がないことが条件。矢作厩舎のディープインパクト産駒。小回りの中山で福永騎手に乗り替わる。
ワーケアは東京芝1800mの新馬戦を中団からメンバー最速の33.2秒で差し切り1分51秒0(稍重)で優勝。前走アイビーSは中団からメンバー最速の33.3秒で差し切って1分48秒1(重)で3馬身差で圧勝。2着クリスティは次走阪神JFで1.6秒差の8着だった。手塚厩舎のハーツクライ産駒で半姉にダノングレース(福島牝馬S3着)がいる。昨年アドマイヤジャスタで2着に負けたルメール騎手が騎乗する。
新馬&芙蓉Sを連勝したオーソリティ、札幌2歳S勝ち馬ブラックホール、新馬&萩Sを連勝したヴェルトライゼンデ、東スポ杯2歳S3着馬ラインベックなど。オーソリティは函館芝1800mの新馬戦を勝ったが、クビ差2着のブラックホールは札幌2歳Sを制した。前走芙蓉Sは4番手からメンバー最速の33.8秒で抜け出して2分2秒9で2馬身半差で圧勝。木村厩舎のオルフェーヴル産駒で祖母にシーザリオ。中山芝2000mで勝っているのは強み。小回りコースで2勝しているように立ち回りが上手いタイプ。
ブラックホールは芝1800m[2−1−0−0]で前走札幌2歳Sを中団の後ろからメンバー2位の36.5秒で差し切って優勝。ゴールドシップ産駒でタフな馬場の消耗戦に強いタイプ。最終週の中山の馬場を味方に激走するか。ヴェルトライゼンデは小倉芝1800mの新馬戦を3番手から抜け出して3馬身半差で圧勝。前走萩Sは3番手から叩き合いを制して優勝。池江厩舎のドリームジャーニー産駒で半兄に菊花賞馬ワールドプレミア。新馬戦は重、萩Sは稍重。前走騎乗したスミヨン騎手は硬い馬場が合うとコメント。
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