京成杯
レース展望

過去10年で1番人気は[3−2−1−4]で5連対。5〜8枠は[3−1−0−2]だが、1〜4枠は[0−1−1−2]で勝った馬はいない。2番人気は[2−2−2−4]で4連対、3番人気は[1−1−1−7]で2連対。連対馬16頭が5番人気以内、残る4頭は7、7、7、8番人気。最近5年の馬連は13倍、74倍、25倍、7倍、9倍で中穴止まり。人気馬に7番人気前後を絡めて中穴を狙うのが妙味。

前走新馬戦は[1−0−3−15]で昨年ラストドラフトが優勝。前走未勝利戦は[1−3−1−22]、前走芝2000mで1着なら[1−2−0−12]で2、7、8番人気が連対。1勝クラスは3番人気以内[5−2−1−3]、4番人気以下[0−0−1−28]。G3は5着以内に入った馬が5番人気以内なら[0−2−1−5]。穴で前走中距離の新馬、未勝利戦をメンバー1、2位の上がりで勝った馬に注意。

スカイグルーヴは東京芝2000mの新馬戦を前半5F62.3秒で逃げ、メンバー最速の34.1秒で上がって2分1秒4で5馬身差で圧勝。ラスト3Fは11.8−11.2−11.1秒の尻上がり。最後まで馬なりで直線でルメール騎手が2度後ろを振り返っていた。シルクHCで3500万円で募集された木村厩舎のエピファネイア産駒。昨年は前走新馬戦を勝ったラストドラフトがルメール騎手で勝っている。440キロの小柄な牝馬。今の中山のタフな馬場がどう出るか。勝てばエピファネイア産駒初のJRA重賞制覇となる。

ゼノヴァースは東京芝1800mの新馬戦は0.1秒差の4着、未勝利戦は0.4秒差の5着に終わったが、前走中山芝2000mの未勝利戦を好位からメンバー最速の35.3秒で抜け出して2分00秒8で2馬身半差で圧勝。前半5Fは60.7秒、後半5Fは60.1秒だった。ワラウカドで9000万円で募集された藤沢和厩舎のディープインパクト産駒。母リズムオブライトは米G2勝ち馬。デビューから3戦はルメール騎手が騎乗したが、今回はマーフィー騎手に乗り替わる。ちなみにゼノヴァースとは「未知の領域」という意味。

未勝利&エリカ賞を連勝したヒュッゲ、京都2歳S3着馬ロールオブサンダー、前走エリカ賞3着のディアスティマ、前走未勝利戦を勝ったビターエンダー、ヴィアメント、キングオブドラゴンなど。ヒュッゲは京都芝2000mの未勝利戦を逃げてメンバー最速タイの36.4秒でまとめて2分2秒9(稍重)で7馬身差で圧勝。前走エリカ賞は前半5F62.2秒のスローで逃げてメンバー6位の34.5秒でまとめて2分00秒6で優勝。セレクトセールで9720万円で取り引きされた友道厩舎のハーツクライ産駒。和田騎手が騎乗する。

ロールオブサンダーは前走京都2歳Sで逃げてメンバー4位の37.2秒で上がって0.8秒差の3着。馬体が20キロ増えていた。セレクトセールで1944万円で取り引きされた橋口厩舎のエピファネイア産駒。逃げ先行馬が多いが、松山騎手がどう乗るか。ディアスティマは新馬戦を2番手から抜け出して勝ったが、3着グランレイは朝日杯FSで3着に入った。前走エリカ賞は3番手から伸び切れず0.2秒差の3着。サンデーレーシングで1億5000万円で募集された高野厩舎のディープインパクト産駒。母スウィートリーズンは米G1で3勝。北村友騎手からシュタルケ騎手に乗り替わる。

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