日経新春杯
レース展望

過去10年で1番人気は[4−4−1−1]で8連対。前走G1で5着以内は[3−0−0−0]だが、今年は該当する馬がいない。最近4年は[3−1−0−0]で堅実。2番人気は[4−1−0−5]で5連対、3番人気は[0−2−1−7]で2連対。連対馬17頭が5番人気以内、残る3頭は6、10、10番人気。最近5年の馬連は101倍、5倍、6倍、16倍、13倍。15年は6−10番人気で大波乱になった。

トップハンデは[1−1−2−9]で2連対のみ。1番人気は[1−1−1−1]で唯一勝ったのは58.5キロのトゥザグローリー。2番人気以下は[0−0−1−8]で不振。今年のトップハンデは56キロのレッドジェニアル。過去20年でトップハンデが57キロ以下になったのは今年のみ。例年よりメンバーレベルが低い。51キロ以下は[0−0−0−9]、52キロは[1−0−3−13]。穴で52キロの軽量馬に注意。

レッドジェニアルは京都新聞杯を中団からメンバー最速の34.7秒で差し切り2分11秒9で重賞初制覇。クビ差の2着ロジャーバローズはダービーを制した。その後はダービー8着、神戸新聞杯4着、菊花賞6着。京都芝は[2−0−2−1]、芝2400mは4、4、8着。母レッドアゲートは10年の日経新春杯3着馬。過去10年でキングカメハメハ産駒は1、2番人気なら[4−0−1−1]。テン乗りの武豊騎手が騎乗する。

アフリカンゴールドは前走AR共和国杯で中団からメンバー4位タイの33.8秒で伸びて0.2秒差の3着。昇級戦で重賞にメドを立てた。芝2400mは[3−1−0−2]で京都では[1−1−0−1]。昨年の日経新春杯で15着終わったが、テン乗りのミナリク騎手で折り合いを欠いていた。半兄アフリカンストーリーは14年のドバイWC勝ち馬。過去10年でステイゴールド産駒は5番人気以内なら[1−1−1−2]。

AR共和国杯2着馬タイセイトレイル、中日新聞杯勝ち馬サトノガーネット、菊花賞5着馬メロディーレーン、前走比叡Sを勝ったレッドレオン、前走グレイトフルS4着のモズベッロ、18年の日経新春杯3着馬ロードヴァンドールなど。タイセイトレイルはAR共和国杯でメンバー最速の33.5秒で追い込んで0.2秒差の2着。芝2400〜2600mは[3−3−3−1]で複勝率90%。テン乗りの川田騎手が騎乗する。

サトノガーネットは前走中日新聞杯を後方からメンバー最速タイの33.3秒で差し切って重量初制覇。芝2400mでは昨年三田特別(2勝クラス)を勝っている。前走より2キロ重い実質トップハンデ55キロがどう出るか。メロディーレーンは菊花賞で後方3番手からメンバー最速タイの35.7秒で外から追い込んで0.4秒差の5着。340キロの牝馬だが、かなりのスタミナがある。格上挑戦で最軽量49キロ。芝2400m以上で51キロ以下なら[2−0−1−0]。岩田望騎手が強気な騎乗で持ってくるか。

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