小倉大賞典
レース展望
ローカルのハンデ重賞。過去10年で1番人気は[2−1−2−5]で3連対。4歳馬は[2−1−1−2]、5歳馬は[0−0−1−3]。2番人気は[1−2−0−7]で3連対、3番人気は[2−0−0−8]で2連対。6番人気以下が10連対。最近5年の馬連は46倍、27倍、97倍、146倍、18倍で荒れている。
最近7年で連対した14頭のうち8頭に小倉芝中距離で勝ち星があった。小倉は平坦小回りで先行馬には器用さ、差し追い込み馬には捲る脚が問われる。小倉芝中距離で実績のある馬に注目。10番人気以下で3着以内に入った5頭は6、7、7、9、9歳馬。大穴で近走不振で人気がないローカル重賞実績のある高齢馬に注意。
ヴェロックスは昨年3冠で皐月賞2着、ダービー3着、菊花賞3着。芝1800mは[1−1−0−1]、芝2000m[2−1−0−0]、芝2400m以上は[0−1−2−1]。実績的にハンデG3に出走する馬ではないが、川田騎手が小倉に遠征して勝ちにきている。。小倉芝1800mの新馬戦を好位から抜け出して1分48秒7で8馬身差で圧勝している。トップハンデ57キロを背負って初の古馬相手。単勝1倍台の人気か。
ジナンボーは2走前に重賞初挑戦となった新潟記念で好位から伸びて1分57秒5で走り、ユーキャンスマイルにクビ差の2着に入った。父ディープインパクト、母アパパネという3冠馬配合。ハンデは新潟記念から1キロ増の55キロ。右回り、小回りコースは5走前の冨里特別(中山芝1800m)1着の1戦しか経験がないが、先行抜け出しのレースぶりは良かった。昨年以降の重賞でシュタルケ騎手は[0−3−1−12]。
小倉記念2着馬カデナ、昨年の2着馬タニノフランケル、中山金杯3着馬テリトーリアル、スプリングS勝ち馬エメラルファイト、前走愛知杯3着のレイホーロマンスなど。カデナは昨夏小倉記念2着、新潟記念3着で復調してきた。トップハンデ57キロを背負うが、今の外差し馬場を味方に突っ込むか。テリトーリアルは芝1800m[3−2−1−1]の巧者。昨年の小倉大賞典は中山金杯3着のタニノフランケルが2着に入っている。
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