阪急杯
レース展望

過去10年で1番人気は[2−2−1−5]で4連対。G1馬は[2−0−0−1]だが、G1勝ちがない馬は[0−2−1−4]で未勝利。2番人気は[3−1−2−4]で4連対、3番人気は[0−1−0−9]で1連対のみ。最近5年の馬連は33倍、15倍、130倍、28倍、131倍でかなり荒れている。最近3年は7、7、11番人気が勝っている。

前走連対は2頭のみ。前走10着以下から5頭が連対。最近2年は前走16、10着馬が勝っている。最近は前走重賞で4着前後に負けた馬の巻き返しが目立つ。前走重賞以外は[1−0−2−45]で1連対のみ。スプリント戦のスピードで1200mを走った後にもう1F踏ん張る力が要求される。芝1200mを楽に追走するスピードがあるマイラータイプに注意。

ダイアトニックは昨年スワンSを大外一気で重賞初制覇。マイルCSは10着に終わったが、前走京都金杯は中団から捌いて2着に入りマイルをこなした。京都金杯を勝ったサウンドキアラは京都牝馬Sを制した。芝1400mは[5−1−0−0]の巧者。京都は[5−1−0−1]だが、阪神は新馬戦1着の1戦のみ。坂のある中山&東京では[0−1−1−2]。他馬より1キロ重い57キロを背負って坂を克服できれば。

フィアーノロマーノは昨年ダービー卿CTを3番手から押し切って重賞初制覇。安田記念は14着、マイルCSは13着に終わったが、前走阪神カップは中団から伸びてグランアレグリアに5馬身差の2着。阪神芝1400mは[1−1−0−0]。成績にムラがあり惨敗も多いが、ハイペースで飛ばしてもバテないタイプ。速い流れになって持ち味を生かせれば。川田騎手では[3−0−0−3]で勝つか負けるか両極端。

18年のマイルCS勝ち馬ステルヴィオ、昨年のスワンS3着馬マイスタイル、前走東京新聞杯3着のクリノガウディー、カーバンクルS勝ち馬ライラックカラー、タンザナイトS勝ち馬ジョイフル、昨年の阪急杯勝ち馬スマートオーディンなど。出走馬18頭のうちG1馬ステルヴィオのみ。勝ってもおかしくない馬が多く、かなりの混戦模様。大波乱もありえる。14年からは逃げ馬が隔年で勝っおり、今年は逃げ馬が勝つ番か。

ステルヴィオは18年のマイルCS勝った後、中山記念3着、大阪杯14着、安田記念8着。長期休み明け、初の芝1400mと条件は厳しいが、体型的に芝1400mは合いそう。どこまで仕上がってくるか。マイスタイルはスワンSで好位から抜け出してハナ+クビ差の3着。前走マイルCSは逃げて0.4秒差の4着に粘った。前走阪神カップは13着に終わったが、立て直して前走より1キロ軽い56キロでどこまで変わるか。

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