阪神大賞典
レース展望

過去10年で1番人気は[6−2−2−0]で8連対。単勝1倍台は[4−1−1−0]。2番人気は[0−1−1−8]で1連対、3番人気は[3−1−2−4]で4連対。連対馬18頭が5番人気以内、残る2頭は6、7番人気。最近5年の馬連は17倍、6倍、1.4倍、12倍、27倍で20倍台止まり。

連対馬13頭が前走4着以内。前走5着以下から連対した7頭のうち5頭に3000m以上の長距離重賞で連対があった。長距離重賞実績馬なら巻き返し可能。前走有馬記念で惨敗した馬の巻き返しが多い。6番人気以下で3着以内に入った4頭は6、6、7、10番人気。前走は重賞5、9、13着、3勝クラス3着。前走重賞で負けた馬が激走することが多い。穴で前走重賞で5着以下に負けた7番人気前後を絡めたい。

キセキは国内G1[1−3−1−3]で17年の菊花賞(不良)を勝っている。昨年春は大阪杯2着、宝塚記念2着だったが、秋はフォワ賞3着、凱旋門賞7着、有馬記念5着に終わった。前走有馬記念では出遅れて追い込むレースになった。休み明けは[1−2−2−3]。川田騎手では[0−3−3−1]。昨年11月以降の重賞で川田騎手は1番人気では[2−1−1−6]、中山以外では[0−1−1−6]で未勝利。

ユーキャンスマイルは3000m以上で菊花賞3着、万葉S2着、ダイヤモンドS1着、天皇賞(春)5着。昨年G1では5、4、5着に終わったが、天皇賞(春)(秋)は58キロを背負った影響もあるか。今回は56キロで出走できる。休み明けは[2−1−0−1]で久々は苦にしない。過去10年の阪神大賞典で岩田騎手は[3−0−1−4]、3番人気以内なら[3−0−1−0]。届く位置で進められるかがカギ。

3連勝してOP入りしたボスジラ、前走ダイヤモンドS2着のメイショウテンゲン、AR共和国杯勝ち馬ムイトオブリガード、同2着馬タイセイトレイル、菊花賞5着馬メロディーレーンなど。ボスジラは芝2400〜2600mで3連勝。芝3000m以上は初めてになる。ポポカテペトル(菊花賞3着馬)の全弟。武豊騎手が持ってくるか。メイショウテンゲンは消耗戦になったダイヤモンドSでスタミナを証明。4歳馬で前走と同じ55キロで出走できる。メロディーレーン、ガンバって!

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