毎日杯
レース回顧

サトノインプレッサは最後方から馬群を割ってメンバー最速の35.3秒で差し切りレースを制した。勝ちタイムは1分47秒9(稍重)。メイショウラツワンが逃げて前半3F35.4秒、5F59.6秒。サトノインプレッサは最後方で脚をタメるレースになったが、馬群を割って一瞬のうちに抜け出し快勝。これで新馬、こぶし賞、毎日杯を最速上がりで3連勝。3戦とも渋った馬場だったが、武豊騎手はパンパンの良馬場の方がむしろいいかもしれないとコメント。次走は皐月賞には向かわずにNHKマイルCに直行する予定。

アルジャンナは中団から早めに動いてメンバー2位の35、7秒で伸びて0.1秒差の2着。ヒューイットソン騎手が追って抜け出しかけたが、内から伸びたサトノインプレッサに切れ負けした。ひと叩きされ馬体が6キロ絞れていたが、勝負どころでの反応が悪かった。エンジンの掛かりが遅いため、直線の長いコースが合っている。こういうタイプは距離延長で一変することが多い。次走は距離を延ばして京都新聞杯に向かうことになりそうだ。

ダノンアレーは3番手からメンバー4位の36.3秒で伸びて0.5秒差の3着。これで稍重以上では2、2、3着。渋った馬場を味方に前に行って持ち味のしぶとさを発揮した。それほど切れないため、ダートの方が合うのではないか。

ストーンリッジは好位につけたが、折り合いを欠いて徐々に後退し、メンバー5位の36.4秒で上がって1.0秒の6着。前走きさらぎ賞で2番手から2着に粘ったように本来は立ち回りが上手いタイプ。テン乗りの岩田望騎手が影響したのか流れに乗れなかった。

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