ダービー卿CT
レース展望

過去10年で1番人気は[1−2−0−7]で3連対。前走中山芝で勝った馬は[1−1−0−1]、それ以外は[0−1−0−6]で不振。2番人気は[1−1−3−5]、3番人気は[1−1−0−8]で各2連対。6〜9番人気が4連対、10番人気以下が1連対。最近5年の馬連は16倍、61倍、20倍、38倍、23倍。ハンデ戦らしく中穴決着が多い。

連対馬15頭が前走5着以内。前走6着以下から5頭が連対しており、前走重賞なら着順不問。昨年は前走ターコイズS8着のプリモシーンが2着に入った。前走勝って斤量が増えた馬は[0−0−0−6]で不振。4歳[2−4−2−29]、5歳[7−2−6−24]、6歳[1−2−2−38]、7歳以上[0−2−0−41]。6歳以上は1勝のみ。高齢馬が勝つのは稀。

プリモシーンは芝1600m[4−3−1−4]でフェアリーS、関屋記念、東京新聞杯を優勝。前走東京新聞杯は好位から5位タイの33.6秒で抜け出して1分33秒0で優勝。56キロを背負って牡馬を捻じ伏せた。昨年のダービー卿CTは中団から4位の34.0秒で伸びてクビ差の2着。今年は1キロ重い56キロを背負う。過去10年でディープインパクト産駒は[0−1−1−15]。2戦連続でMデムーロ騎手が騎乗する。

マイスタイルは昨年の函館記念で重賞初制覇。マイル重賞では京都金杯2着、ダービー卿CT3着、マイルCS4着で堅実に走っている。昨年のダービー卿CTは6番手から9位の34.5秒で伸びてクビ+ハナ差の3着。昆厩舎の管理馬は鍛え上げられており、追ってしぶとい脚を使う馬が多い。昨年のダービー卿CTより1.5キロ重い57.5キロを背負うのがどう出るか。昨年のダービー卿CT以来となる横山典騎手が騎乗する。

エプソムC勝ち馬レイエンダ、ニューイヤーS勝ち馬ジャンダルム、18年のNHKマイルC勝ち馬ケイアイノーテックなど。レイエンダは富士Sでノームコアに0.1秒差の2着がある。前走東京新聞杯は3番手から伸び切れず8着。速い流れで先行するとまだ厳しいのか。過去10年でキングカメハメハ産駒は[0−1−0−10]。ケイアイノーテックはNHKマイルC以降3着以内がない。叩き2戦目、57キロでどこまで変わるか。

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