阪神牝馬S
レース展望

16年に距離が1600mに変更された。過去10年で1番人気は[3−1−1−5]で4連対。単勝3倍以上は[1−0−0−3]で取りこぼしが多い。2番人気は[2−1−0−7]で3連対、3番人気は[0−2−2−6]で2連対。6〜9番人気、10番人気以下が各3連対。最近5年の馬連は52倍、3倍、8倍、166倍、267倍。10倍以下か50倍以上か両極端の結果が続いている。

年齢別では4歳[7−8−4−50]、5歳[2−2−2−41]、6歳[1−0−4−22]、7歳以上[0−0−0−12]で4歳馬が15連対。1、2番人気の4歳馬は関東[1−0−0−4]、関西[2−2−1−4]で関東馬は不振。7歳以上の高齢馬は3着以内がない。12年以降に6番人気以下で連対した4頭のうち3頭が道中2番手、残る1頭が逃げ馬だった。穴で逃げ先行馬に注意。

ダノンファンタジーは阪神芝[4−0−0−1]で阪神JF、チューリップ賞、ローズSを優勝。芝1600mは[3−1−0−1]。他馬より1キロ重い55キロを背負うが、これまで55キロでは[0−0−0−3](全てG1)。昨年の秋華賞8着以来となるが、どこまで仕上がってくるか。昨年以降のマイル重賞で中内田厩舎は1、2番人気なら[4−3−0−2]。昨年の阪神牝馬Sをミッキーチャーム(4人気)で勝っている。

サウンドキアラは京都金杯、京都牝馬S2を2連勝。京都金杯は4番手からメンバー4位の34.6秒で抜け出して1分34秒0で優勝。内&前が有利な馬場でラスト4Fを11秒台でまとめて押し切った。前走京都牝馬Sは好位からメンバー3位の34.5秒で差し切り1分23秒2(重)で優勝。芝1400m、道悪を克服した。京都芝は[6−1−0−1]だが、阪神芝は[0−2−2−0]。坂のある阪神で詰めが甘くならなければ。

昨年の桜花賞2着馬シゲルピンクダイヤ、阪神JF3着&桜花賞5着のビーチサンバ、昨年の府中牝馬S勝ち馬スカーレットカラー、前走東京新聞杯2着のシャドウディーヴァ、前走京都牝馬S2着のプールヴィルなど。シゲルピンクダイヤは芝1600m[1−2−2−0]。チューリップ賞、桜花賞は後方から最速の33.6秒、32.7秒で追い込んで2着。和田騎手が騎乗停止のため、Mデムーロ騎手に乗り替わる。スカーレットカラーはエリザベス女王杯7着、有馬記念15着に終わった。立て直してどこまで復調してくるか。

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