桜花賞
レース展望

牝馬クラシック第一弾。過去10年で1番人気は[2−2−1−5]で4連対。。前走良馬場で上がり3F1位は[1−1−0−1]だが、2位以下は[0−0−1−4]で不振。2番人気は[4−3−0−3]で7連対、3番人気は[1−2−3−4]で3連対。6〜9番人気が4連対、10番人気以下は[0−0−2−86]で3着止まり。最近5年は78倍、9倍、170倍、4倍、44倍。隔年で人気薄が連対して荒れている。

連対馬17頭が前走3着以内。前走重賞で好走した馬が活躍している。前走4着以下から連対した3頭は前走チューリップ賞で4、7、11着だった。チューリップ賞以外で4着以下に負けた馬は3着以内がない。連対馬19頭が6番より外枠に入っていた。1〜5番枠は[0−1−2−45]で連対は阪神JFとチューリップ賞を連勝した1番人気のラッキーライラックのみ。内枠に入った馬は揉まれて力を出せずに終わる傾向。

レシステンシアは新馬、ファンタジーS、阪神JFを3連勝。阪神JFは前半5F57.5秒のハイペースで飛ばし、メンバー最速の35.2秒で上がって1分32秒7の2歳&レースレコードで5馬身差で圧勝した。前走チューリップ賞は前半5F59.3秒で逃げ、メンバー7位タイの34.2秒で上がって0.2秒差の3着。緩い流れで切れ負けした。今回はハイペースで飛ばして地力勝負か。新馬戦で騎乗した武豊騎手に乗り替わる。

サンクテュエールはアルテミスSを2番手からメンバー2位の33.6秒で伸びてリアアメリアに0.1秒差の2着。休み明けで馬体が12キロ増えていた。前走シンザン記念は内ラチ沿いの3番手からメンバー最速の35.5秒で抜け出して1分35秒9で優勝。藤沢和厩舎のディープインパクト産駒で半兄に米G1を2勝したヨシダがいる。桜花賞で内枠は不振だが、この馬に2枠4番は好枠か。4戦連続でルメール騎手が騎乗する。

エルフィンS勝ち馬デアリングタクト、チューリップ賞勝ち馬マルターズディオサ、同2着馬クラヴァシュドール、アルテミスS勝ち馬リアアメリア、クイーンC勝ち馬ミヤマザクラ、同2着馬マジックキャッスル、新潟2歳S勝ち馬ウーマンズハートなど。デアリングタクトは新馬、エルフィンSを2連勝。エルフィンSは大外からメンバー最速の34.0秒で差し切り4馬身差で圧勝。中間は全て馬なりの調教というのがどう出るか。

マルターズディオサは[3−2−0−0]で連対を確保。阪神JFはレシステンシアに5馬身差の2着に負けたが、前走チューリップ賞では逆に0.2秒差をつけた。レシステンシアが阪神JFと同様に飛ばしたときに真価が問われる。クラヴァシュドールはサウジアラビアRCでサリオスに0.2秒差の2着、阪神JFは0.8秒差の3着、チューリップ賞はハナ差の2着。中内田厩舎のハーツクライ産駒。Mデムーロ騎手が騎乗する。

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