アーリントンC
レース展望
過去10年で1番人気は[4−1−0−5]で5連対。関西牡馬は単勝1、2倍台なら[3−1−0−0]で堅実。単勝3倍以上は[1−0−0−4]で不振。2番人気は[1−1−0−8]で2連対、3番人気は[0−3−1−6]で3連対。6〜9番人気が4連対、10番人気以下が2連対。最近5年の馬連は106倍、58倍、9倍、10倍、361倍。重賞で連対がない馬、牝馬が1番人気になると荒れる傾向がある。
連対馬20頭のうち16頭が前走5着以内。前走4着以下から連対した4頭は前走重賞に出走していた。昨年は前走京成杯11着のカテドラルが7番人気で2着に入った。前走1勝クラスは勝っていることが目安。以前は開幕週だったが、18年から最終週に移動した。18年は差し−差し、昨年は逃げ−追込で決着。最終週で差しが決まりやすく上がりの速さが問われる。末脚に威力がある差しタイプを重視したい。
タイセイビジョンは[2−2−0−0]で函館2歳S2着、京王杯2歳S1着、朝日杯FS2着。前走朝日杯FSは後方からメンバー3位の35.3秒で伸びてサリオスに0.4秒差の2着。大外を回って早めに動いたこともあるが、最後に一杯になった。京王杯SCを1分20秒8のレコードで勝ったように時計勝負にも対応できるが、金曜から土曜にかけて雨が降る予報。初めての渋った馬場がどう出るか。石橋脩騎手が騎乗する。
プリンスリターンは[2−1−1−2]でききょうSを勝っている。朝日杯FSは中団からメンバー6位の35.7秒で伸びて0.8秒差の5着。2着タイセキビジョンとは0.4秒差。勝負どころと直線でスムーズさを欠いたことが堪えた。前走シンザン記念は2番手からメンバー2位の35.6秒で上がってサンクテュエールにクビ差の2着。原田騎手が積極策で粘らせた。デビューから7戦連続で原田騎手が騎乗する。
朝日杯FS3着馬グランレイ、1勝クラスを圧勝したギルデッドミラー、前走フローラルウォーク賞を勝ったジュンライトボルト、前走ファルコンS4着のトリプルエースなど。グランレイは朝日杯FSで出遅れて最後方からメンバー最速の34.9秒で追い込んで0.6秒差の3着。きさらぎ賞は折り合いを欠いて8着。前走1勝クラスは後方から伸びて0.4秒差の2着に入った。流れにもよるが折り合いがつくかがポイントになる。
過去10年で前走1勝クラスを勝った馬は[2−3−2−20]、4番人気以内なら[2−3−0−8]で5連対。前走1勝クラスを勝ったギルデッドミラー、ジュンライトボルト、ボンオムトゥックにもチャンスがあるか。ギルデッドミラーは松永幹厩舎の管理馬でストロングタイタンの半弟。2走前のこぶし賞(重)でサトノインプレッサ(毎日杯)にクビ差の2着がある。今年2年目の岩田望騎手は重賞初制覇なるか。
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