NHKマイルC
レース展望

過去10年で1番人気は[5−0−0−5]で5連対。最近5年は5、1、17、12、5着。前走桜花賞に出走した牝馬は[1−0−0−2]で1連対のみ。2番人気は[2−3−1−4]で5連対、3番人気は[1−1−1−7]で2連対。6〜9番人気は2連対、10番人気以下は4連対。最近5年の馬連は28倍、9倍、172倍、31倍、172倍。17年は13番人気、昨年は14番人気が2着に来て大波乱になった。

連対馬11頭が前走3着以内。前走4着以下から連対した9頭のうち7頭が2走前に重賞で3着以内を確保していた。前走4着以下に負けた馬は2走前の成績に注目。前走負けたことで人気の盲点になる。ニュージーランドT勝ち馬は[1−0−0−8]、2着馬は[1−1−0−6]、3番人気以内ではそれぞれ[1−0−0−3]、[0−0−0−3]で不振。中山と東京はコース形態が全く違う。人気で不振に終わる馬が多い。

レシステンシアは阪神JFを1分32秒7の2歳&レースレコードで5馬身差で圧勝。前走桜花賞は重馬場で2番手から12位の38.2秒で伸びて0.2秒差の2着。デアリングタクトに差されたが、2歳女王がハイペースで飛ばして地力を見せた。先週土曜の1勝クラスは1分32秒1。高速決着必至か。レシステンシアは初の左回り、直線の長い東京で粘り切れるかどうか。前走重馬場の桜花賞で激走した反動がないことが条件。

タイセイビジョンは[3−2−0−0]で重賞2勝。京王杯SCは中団から最速の33.5秒で差し切り1分20秒8のレコードで優勝。朝日杯FSは後方から3位の35.3秒で上がり0.4秒差の2着。勝ったサリオスは皐月賞で2着に入った。前走アーリントンCは後方2番手から最速の36.2秒で内から差し切り2馬身差で圧勝。近親にアロハドリーム、ユートピアがいる。届く位置で進めて高速決着に対応できるかがカギ。

毎日杯勝ち馬サトノインプレッサ、ニュージーランドT勝ち馬ルフトシュトローム、スプリングS3着馬サクセッション、ファルコンS勝ち馬シャインガーネット、同2着馬ラウダシオン、アーリントンC2着馬ギルデッドミラー、ニュージーランドT3着馬ウイングレイテストなど。サトノインプレッサは新馬(重)、こぶし賞(重)、毎日杯(稍重)を最速上がりで3連勝。矢作厩舎のディープインパクト産駒で母はサプレザ。過去10年のNHKマイルCで武豊騎手は[0−0−0−6]。1分32秒前後の高速決着に対応できるかがカギ。

ルフトシュトロームは中山芝1600mの新馬、1勝クラス、ニュージーランドTを3連勝。前走ニュージーランドTは出遅れて後方から外を回って最速の34.2秒で差し切った。東京芝1600m重賞でキンシャサノキセキ産駒は[0−0−0−7]。初の左回りがどう出るか。鞍上はレーン騎手。ギルデッドミラーは芝1600m[1−2−1−0]で3着以内を確保。前走アーリントンCは中団から3位の36.8秒で伸びて0.3秒差の2着。タイセイビジョンに切れ負けした。過去10年で福永騎手は[0−0−2−7]で3着止まり。

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