葵S
レース展望

18年から重賞に昇格。過去10年で1番人気は[3−1−0−6]で4連対。単勝1、2倍台は[3−0−0−0]だが、3倍以上は[0−1−0−6]で不振。2番人気は[1−2−2−5]で3連対、3番人気は[1−0−0−9]で1連対。6〜9番人気が6連対、10番人気以下が3連対。最近5年の馬連は139倍、44倍、13倍、47倍/69倍、63倍で荒れている。人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。

連対馬20頭のうち14頭が前走5着以内。前走1勝クラス勝ち馬は[2−3−1−30]。前走芝1200mの1勝クラスを勝った馬が4番人気以内なら[2−2−0−4]。前走10着以下が5頭が連対しており、前走OP以上なら着順は問われない。牡馬は[3−4−6−68]、牝馬は[7−7−3−49]で牝馬が活躍している。6番人気以下で連対した9頭のうち6頭が牝馬。穴で逃げ先行タイプの牝馬に注意。

ビアンフェは芝1200m[2−1−0−0]で未勝利、函館2歳Sを逃げ切っている。京王杯SCは逃げてタイセイビジョンに0.3秒差の2着。朝日杯FSは7着、ファルコンSは9着に終わったが、芝1400m以下では[2−2−0−0]で連対率100%。ノースヒルズ生産の新種牡馬キズナ産駒。キズナ産駒は3歳重賞[4−0−0−21]で4、4、7、12番人気が勝っている。得意の芝1200mで粘り込むか。

ケープコッドは芝1200m[3−1−0−0]で未勝利、すずらん賞、クリスマスローズSを勝っている。デビューから3戦は前に行っていたが、クリスマスローズSは中団から馬群を割ってメンバー2位の34.4秒で差し切り1分8秒9で優勝。エレナアヴァンティと同じ3勝を挙げている牝馬だが、1キロ軽い54キロで出走できる。フィリーズレビューは8着、桜花賞は13着に終わったが、芝1200mで一変に注意。

マーガレットS勝ち馬エレナアヴァンティ、カンナS勝ち馬アルムブラスト、つわぶき賞勝ち馬ペコリーノロマーノ、前走1勝クラスを勝ったワンスカイ、小倉2歳S勝ち馬マイネルグリット、同4着馬ゼンノジャスタ、芝1200mで2連勝中のビップウインク、サヴァイヴ、さわらび賞勝ち馬カバジェーロなど。土曜は晴れて気温が30℃まで上がる予報が出ている。昨年夏に活躍した馬、暑さに強いと言われる牝馬に注意。

エレナアヴァンティは[3−0−0−3]、芝1200mでは[2−0−0−0]で新馬、マーガレットSを勝っている。前走マーガレットSを前半3F34.4秒の緩い流れで逃げて1分9秒3で優勝。母はオーシャンS2着馬ドリームカムカム。他の牝馬より1キロ重い55キロを背負うが、幸騎手が粘らせるか。ワンスカイは芝1200m[2−0−0−0]で新馬、1勝クラスを勝っている。高速決着に対応できるかがカギ。

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