目黒記念
レース展望

過去10年で1番人気は[1−3−2−4]で4連対。前走勝ち馬は[1−2−1−1]。単勝3.5倍以上は[1−0−2−2]は取りこぼしが多い。2番人気は[0−1−0−9]で1連対、3番人気は[2−0−1−7]で2連対。6〜9番人気が6連対、10番人気以下が3連対。最近5年の馬連は144倍、12倍、34倍、192倍、44倍で万馬券が2回。10番人気前後を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。

トップハンデは[1−0−1−11]で1連対のみ。唯一連対した馬は58キロを背負い、8番人気で勝ったフェイムゲーム。4番人気以内は[0−0−0−5]で不振。昨年は1番人気のブラストワンピース(59キロ)が8着に終わった。7番人気以下で連対した9頭のうち4頭が前走OP以上で4〜6着に負けたが、前走と斤量が同じだった。前走5着前後に負けてもハンデキャッパーが斤量を減らさなかった馬に注意。

オセアグレイトは東京芝2400m以上[2−1−1−1]で上がりは4戦が最速。2走前のダイヤモンドSは内ラチ沿いの4番手から4位の38.7秒で伸びて0.8秒差の3着。前崩れの展開で前に行った馬の中で最先着だった。前走メトロポリタンSは後方から最速の33.3秒で伸びて0.2秒差の5着。直線で外に持ち出すロスがあった。叩き2戦目、前走から1キロ減の55キロ、ルメール騎手で変わり身に注意。

タイセイトレイルは芝2400m[1−1−2−2]、芝2500m[0−2−0−0]、芝2600m[2−0−2−0]。芝2500〜2600mでは[2−2−2−0]で複勝率100%。東京芝2400〜2500mの良馬場では[0−2−1−0]で昨年のAR共和国杯で最速の33.5秒で追い込んで2着がある。前走メトロポリタンSは後方から捲って0.1秒差の3着。2戦連続でMデムーロ騎手が騎乗する。

AJC杯2着馬ステイフーリッシュ、メトロポリタンS勝ち馬ウラヌスチャーム、前走阪神大賞典8着のボスジラ、3連勝でOP入りしたキングオブコージ、昨年のダービー5着馬ニシノデイジーなど。ステイフーリッシュ。芝2200m以上のG2では[1−2−1−1]。57.5キロでは福島記念2着、函館記念3着がある。東京では共同通信杯10着、ダービー10着。距離2500mと速い上がりに対応できるかがカギ。

ウラヌスチャームは前走メトロポリタンSスローペースで逃げ、5位の33.6秒でまとめて優勝。東京芝2400mは[2−0−0−1]。横山典騎手から松山騎手に乗り替わる。ボスジラは芝2400〜2600mの条件戦を最速上がりで3連勝。前走阪神大賞典は8着に終わったが、適距離に戻って一変に注意。キングオブコージは条件戦を3連勝。好位につけていい脚を長く使えるタイプ。今年の重賞で横山典騎手は5番人気以内なら[2−1−5−5]。不利な枠に入った方がやる気になることが多い。

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