エプソムC
レース展望

過去10年で1番人気は[4−2−1−3]で6連対。前走G2以上は[4−0−0−0]、前走G3は[0−0−0−2]。4歳馬は[4−2−0−2]、5歳馬は[0−1−0−1]。2番人気は[3−1−1−5]で4連対、3番人気は[0−3−0−7]で3連対。連対馬18頭が5番人気以内、残る2頭は6、7番人気。最近5年の馬連は3倍、7倍、16倍、22倍、56倍。昨年は5−7番人気で中穴決着になった。

6番人気以下は[0−2−6−105]で3着に人気薄が来ることが多い。年齢別では、3歳[0−0−0−1]、4歳[8−6−2−14]、5歳[2−2−2−39]、6歳[0−2−3−30]、7歳以上[0−0−3−49]で4歳馬が14連対と多い。勝ち馬10頭は全て4、5歳馬。7歳以上は8、9、15番人気が3着。3連単の3着に絡めたい。牝馬は[1−1−0−6]。連対した2頭にはG2以上で連対があった。

レイエンダは昨年のエプソムCを2番手から最速タイの32.7秒で抜け出して1分49秒1(稍重)で重賞初制覇。超スローペースで速い上がりを繰り出して粘り込んだ。その後は勝ち切れないレースが続いているが、富士S2着、ダービー卿CT3着がある。G3では[1−1−1−4]、休み明けを除くと[1−1−1−1]で複勝率75%。藤沢和厩舎の管理馬でレイデオロの全弟。ルメール騎手では[4−1−0−3]。

サトノアーサーは重賞では[1−2−1−4]で18年のエプソムC(重)を優勝。OP特別では[1−3−3−1]、不良馬場を除くと[1−3−3−0]で3着以内を確保。芝2000m以下で稍重以上では[3−2−2−1]。前3走はOP特別で57キロを背負って3、2、3着に終わったが、今回は1キロ減の56キロで出走できる。過去10年で6歳馬は[0−2−3−30]。陣営はレーン騎手を確保している。

前走メイSを勝ったアイスストーム、東京新聞杯2着馬シャドウディーヴァ、前走勝ってOP入りしたピースワンパラディ、アンドラステ、昨年のエプソムC3着馬ソーグリッタリング、昨年のエプソムC2着馬サラキアなど。アイスストームは前走メイSを後方から2位の33.3秒で差し切り、1分44秒3の好タイムで優勝。東京芝1800mは[2−0−1−0]の巧者。武豊騎手では[3−0−0−3]で勝つか負けるか両極端。

シャドウディーヴァは東京新聞杯で後方から2位タイの33.3秒で追い込んでプリモシーンに0.1秒差の2着に入った。東京芝でG2以下なら[1−4−1−0]。テン乗りのMデムーロ騎手に乗り替わる。ピースワンパラディは[4−2−2−0]で3着以内を確保。芝1600mは[3−1−0−0]、芝1800mは[1−0−0−0]でまだ底を見せていない。テン乗りの津村騎手が強気な騎乗で持ってくるか。

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