マーメイドS
レース展望

過去10年で1番人気は[2−1−1−6]で3連対。前走条件戦は[2−1−0−2]、前走重賞は[0−0−1−4]。54キロ以上は[0−0−1−4]。前走重賞出走馬、54キロ以上は不振。2番人気は[1−1−1−7]、3番人気は[2−0−0−8]で各2連対。6〜9番人気が8連対、10番人気以下が5連対。最近5年の馬連は36倍、60倍、12倍、108倍、193倍。ハンデ戦で波乱傾向が強い。

前走勝って連対した6頭は全て前走条件戦だった。前走2勝クラスでも通用している。前走OP以上を勝った馬は[0−0−0−3]で不振。前走6着以下から6頭が連対。前走6〜9着から巻き返す馬が多い。連対馬11頭が前走条件戦に出走していた。12、14、15、16、19年は条件戦組がワンツーを決めている。牝馬限定ハンデG3は格より調子が問われる。前走2勝クラスは1着、3勝クラスは4着以内が条件。

センテリュオは昨年下鴨Sまでは[4−4−0−1]だったが、その後は4、7、4、5、5着で善戦止まりが続いている。昨年のマーメイドSは1番人気に支持され、後方3番手から3位タイの35.2秒で追い込んで0.4秒差の4着。まだOP以上で勝ったことがないが、エリザベス女王杯4着が評価され、トップハンデ55キロを課せられた。右回り、良馬場の芝2000mは[3−1−0−1]。福永騎手に乗り替わる。

エアジーンは前2走3勝クラスに出走し、スピカSが2着、湾岸Sが3着。格上挑戦のため、前2走より1キロ軽い52キロで出走できる。過去10年で前走3勝クラスは[5−2−3−45]で前走2〜4着に負けた馬は[4−1−0−15]。堀厩舎のハービンジャー産駒で近親にシュヴァルグラン、ヴィルシーナ、ヴィブロスがいる。渋った馬場では[2−1−1−0]で複勝率100%。テン乗りの川田騎手に乗り替わる。

昨年のマーメイドS勝ち馬サラス、中山牝馬S&福島牝馬S6着のレッドアネモス、前走パールS2着のナルハヤ、中山牝馬S2着馬リュヌルージュ、福島牝馬S2着馬リープフラウミルヒ、前走烏丸Sを勝ったミスマンマミーアなど。サラスは昨年のマーメイドSを後方2番手から大外一気で重賞初制覇。今年は昨年より3キロ重い54キロを背負う。過去10年のマーメイドSでリピーターが再度3着以内に入ったことはない。

リュヌルージュは阪神芝2000m[1−1−0−0]。中山牝馬Sは不良馬場、50キロで2番手から粘り込んで14番人気で2着。前走福島牝馬Sは54キロを背負って伸び切れず8着。今回は53キロ。距離1F延長でどこまで変わるか。ミスマンマミーアは前走烏丸Sを最内から最速の34.6秒で差し切って優勝。芝2000mは[0−0−0−3]だが、渋った馬場では[2−1−0−1]。テン乗りの小崎騎手が騎乗する。

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