ユニコーンS
レース展望

過去10年の1番人気は[3−3−0−4]で6連対。前走国内のダート戦で勝った馬は[2−3−0−0]で連対率100%。2番人気は[3−3−1−3]で6連対、3番人気は[4−1−3−2]で5連対。連対馬19頭が5番人気以内、残る1頭は9番人気。1番人気が連対した6年の馬連は全て10倍以下。1番人気が連対を外した4年の馬連は81倍、91倍、28倍、12倍。1番人気次第で波乱がある。

連対馬16頭が前走連対。前走ダートのOP以上で連対した馬が活躍。前走ダートで5着以下に負けた馬は[0−0−1−31]で3着が1回あるのみ。前走芝は[1−0−0−20]で昨年逃げ切ったワイドファラオのみ。関東馬は[3−3−4−59]、関西馬[7−7−7−66]。3番人気以内では関東馬[3−1−2−6]で連対率33%、関西馬は[7−6−2−3]で連対率72%。関東馬は取りこぼしが多い。

カフェファラオは中山ダ1800mの新馬戦(ムーア騎手)を逃げて1分54秒7で10馬身差で圧勝。前走ヒヤシンスS(Mデムーロ騎手)は出遅れて離れた最後方から大外をブン回して押し上げ、3位の35.2秒で差し切って1分37秒7で優勝。最後は流す余裕があった。堀厩舎の管理馬で父アメリカンファラオは15年の米3冠馬。再度の芝スタートで出遅れるようなことがなければ。レーン騎手に乗り替わる。

レッチェバロックは東京ダ1400mの新馬戦、1勝クラスを2連勝。新馬戦は逃げて2着に2.0秒差をつけて大差勝ち。前走1勝クラスは逃げて9馬身差で圧勝。勝ちタイム1分23秒6は同日の古馬2勝クラスより0.1秒速い。藤沢和厩舎の管理馬で父アンクルモーは米ダートG1−2勝馬。スピードの絶対値が高い馬。距離1F延びるが、スピードで後続を完封するか。3戦連続でルメール騎手が騎乗する。

前走青竜Sを勝ったデュードヴァン、同3着のタガノビューティー、前走サンバサウジダービーCを勝ったフルフラット、前走端午Sを勝ったサトノラファール、前走1勝クラスを勝ったメイショウベンガルなど。デュードヴァンは東京ダ1600mで3戦3勝。新馬戦は重、カトレア賞は不良、青竜Sは良で馬場は問わない。加藤征厩舎の管理馬で父デクラレーションオブウォーは米芝G1−2勝馬。追って味のあるタイプ。3戦3勝の得意コースでカフェファラオ、レッチェバロックにどう挑むのか。Mデムーロ騎手に乗り替わる。

タガノビューティーはダート[2−1−1−0]で上がりは1、1、1、2位。ヒヤシンスSではカフェファラオの上がりを0.3秒上回る最速の34.9秒で上がっている。末脚は確実だけに前崩れの展開になれば。フルフラットは1勝クラス2着の後、サンバサウジダービーCを優勝。父スパイツタウンは米ダートG1馬。新馬戦で騎乗した田中勝騎手に乗り替わる。メイショウベンガルは前走初ダートで好位から抜け出して7馬身差で圧勝。勝ちタイム1分24秒4は前日の2勝クラスに0.1秒差だった。戸崎騎手に乗り替わる。

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