七夕賞
レース展望

サマー2000シリーズの第1戦。過去10年で1番人気は[2−1−2−5]で3連対。最近6年は[1−0−1−4]で1連対のみ。前走重賞4着以下は[0−0−1−1]、単勝5倍以上は[0−0−1−1]で不振。2番人気は[1−2−1−6]で3連対、3番人気は[2−0−0−8]で2連対。6〜9番人気、10番人気以下は各4連対。最近5年の馬連は38倍、22倍、14倍、232倍、27倍で荒れている。

前走勝ち馬は[0−1−3−7]で1連対、2着馬は[2−1−1−11]で3連対。前走6〜9着から2頭、前走10着以下から8頭が連対している。最近2年は前走11、10着馬が優勝。ローカルの芝2000mで実績のある馬に注意。トップハンデは[1−2−2−11]、3番人気以内は[1−0−2−3]、4番人気以下は[0−2−0−8]。昨年3番人気のミッキースワローが制したが、連対できない馬が多い。

先週日曜3場メインの巴賞、CBC賞、ラジオNIKKEI賞は逃げ馬と先行馬で決着。エクリプスSは逃げたガイヤースが優勝。ジャパンダートダービーは前に行った2頭で決着。前残り傾向が強まっている。馬場や展開にもよるが前残りをケアしておきたい。ただし前残りという騎手心理が働いて各騎手が前に行って流れが速くなると一転して差し追い込みが決まる可能性もある。週末は雨が降って馬場が渋ることも考慮したい。

クレッシェンドラヴは芝2000m[3−2−0−3]、福島芝2000m[1−2−0−0]で七夕賞(55キロ)2着、福島記念(55キロ)1着がある。昨年の七夕賞は後方から捲って2着に終わったが、福島記念は中団から捲って重賞初制覇を飾った。今年は57キロを背負うが、これまで57キロで3勝している。タフな馬場をこなすステイゴールド産駒。先週代打で重賞を制した内田博騎手が中団につけて持ってくるか。

ジナンボーは芝2000m[2−1−0−2]で新潟記念2着(54キロ)がある。今年は小倉大賞典(55キロ)で3番手から0.3秒差の3着に粘り、前走大阪杯は2番手から粘って0.5秒差の6着。重賞でやれるメドは立っている。堀厩舎の管理馬で父ディープインパクト、母アパパネという3冠馬配合。まだ重賞を勝っていないが、ハンデは56キロ。道悪をこなすタイプ。レーン騎手はまた人気で消えるのかどうか。

前走福島民報杯を勝ったマイネルサーパス、前走新潟記念4着のブラヴァス、中山金杯2着馬ウインイクシード、昨年の紫苑S勝ち馬パッシングスルー、前走マーメイドS3着のリュヌルージュなど。15年は2−8−16番人気で3連単100万馬券、18年は11−4−12番人気で3連単256万馬券が出ている。昨年は超大穴馬ロードヴァンドール(12人)が3着。今年も超人気薄の穴馬を見抜けるかがポイントになる。

マイネルサーパスは福島芝[2−1−0−0]でラジオNIKKEI賞(不良)2着、福島民報杯(重)1着がある。重賞では[0−1−0−4]。ハンデは前走から0.5キロ増の56.5キロ。得意の福島で重賞初制覇なるか。ブラヴァスは芝2000m[3−1−1−3]で前走新潟大賞典で0.3秒差の4着。母はヴィクトリアマイルを2勝したヴィルシーナ。先行してしぶとい脚を使えるタイプ。バテない強みを発揮するか。

ウインイクシードは芝2000m[2−3−3−3]で福島記念4着、福島民報杯3着がある。道悪をこなし、先行してしぶとい脚を使え、相手なりに堅実に走るタイプ。パッシングスルーは昨年福島芝2000mの1勝クラス(稍重)を3馬身差で圧勝。前2走はダートを使って3、9着。福島、54キロでどこまで変わるか。リュヌルージュは芝2000m[3−2−3−3]。Mデムーロ騎手では[1−0−2−0]。道悪巧者。

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