プロキオンS
レース展望
今年は阪神ダ1400mで行われる。過去10年で1番人気は[2−2−4−2]で4連対。前走勝った馬は[0−0−3−1]で3着止まり。2番人気は[2−3−2−3]で5連対、3番人気は[0−3−0−7]で3連対。連対馬18頭が5番人気以内。6〜9番人気、10番人気以下は各1連対のみ。最近5年の馬連は17倍、8倍、8倍、27倍、19倍。上位人気馬が堅実で馬連は20倍台までに収まっている。
連対馬15頭が前走3着以内、18頭が前走5着以内。残る2頭は前走6着。前走7着以下は[0−0−2−39]。最近7年の連対馬14頭のうち12頭が前走連対、残る2頭は3、5着。前走OP以上で連対した馬に注目。年齢別では4歳[5−2−1−15]、5歳[2−5−4−34]、6歳[3−1−1−25]、7歳以上[0−2−4−47]。4歳馬は1着、5歳馬は2着が多い。7歳以上の高齢馬は未勝利。
サクセスエナジーは天王山S(59キロ)を2番手から抜け出して3馬身差で圧勝し、前走栗東S(58キロ)を前半3F33.8秒のハイペースで逃げて1分21秒9(重)で優勝。ダ1400mは[7−3−1−8]、阪神では[1−1−0−2]。今回は57キロで出走できる。コーラルSでレッドルゼルに0.1秒差の2着に負けたが、斤量2.5キロ差が1キロ差になる。使い込んでいるため、デキ落ちがないことが条件。
レッドルゼルはダ1400m[3−3−0−1]、阪神では[2−1−0−0]。2走前のコーラルSで3番手から抜け出して1分22秒5で優勝。2着サクセスエナジーは天王山S、栗東Sを連勝した。前走天保山Sはスタートで煽って中団からのレースになり、メンバー3位の36.1秒で伸びて0.1秒差の2着。前走より1キロ軽い56キロで出走できる。安田隆厩舎のロードカナロア産駒。北村友騎手から川田騎手に乗り替わる。
フェブラリーS&かしわ記念3着のサンライズノヴァ、黒船賞とかきつばた記念を連勝したラプタス、昨年のプロキオンS2着馬ミッキーワイルド、昨年のJBCレディスクラシック(浦和ダ1400m)勝ち馬ヤマニンアンプリメ、阪神ダ1400mのOP特別3勝のスマートダンディー、3連勝で欅Sを勝ったトップウイナー、前走根岸S3着のスマートアヴァロンなど。週末は雨が降る予報。馬場が渋ることを考慮しておきたい。
サンライズノヴァは終い一辺倒から脱却し、南部杯でG1初制覇。ダ1400mは[2−2−0−3]で昨年のプロキオンSは追い込んで0.5秒差の4着。右回り、59キロの克服がカギ。ラプタスは右回りのダ1400m[6−0−0−0]。馬場状態を問わず、現在地方交流重賞を2連勝中。前走栗東Sをハイペースで逃げ切ったサクセスエナジーとの兼ね合いがカギ。今年の阪神ダ1400mで幸騎手は[2−6−3−25]。
ミッキーワイルドはダ1400m[2−4−1−1]で昨年のプロキオンSは0.1秒差の2着。前走欅Sで2着に入り復調してきた。経験の少ない右回りの克服がカギ。テン乗りの松山騎手が騎乗する。ヤマニンアンプリメはダ1400m[2−3−2−7]で重賞では[1−2−1−1]。昨年のJBCレディスクラシックの勝ちタイム1分24秒5(重)はJBCスプリントより0.4秒速かった。3戦連続で武豊騎手が騎乗する。
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