函館記念
レース展望

サマー2000シリーズの第2戦。過去10年で1番人気は[1−1−0−8]で2連対。前走巴賞勝ち馬は[0−0−0−4]、前走重賞出走馬は[0−1−0−3]で不振。2番人気は[2−0−0−8]で2連対、3番人気は[3−0−1−6]で3連対。6〜9番人気が5連対、10番人気以下が4連対。9年で2着に7番人気以下が入っている。最近5年の馬連は81倍、108倍、351倍、55倍、38倍で荒れている。

トップハンデは[1−2−0−7]で3、7、8番人気が連対。1番人気は[0−0−0−2]で連対なく不振。重賞実績馬は人気になるが過信禁物。前走巴賞は[1−4−2−44]、連対馬は[0−0−0−14]で出番なし。3番人気以内では[0−0−0−8]。巴賞連対馬は人気になっても過信禁物。前走巴賞は5、6、8、9、12着馬が8、13、7、1、9番人気で連対。穴で巴賞で7着前後に負けた馬の巻き返しに注意。

レイエンダは昨年のエプソムC勝ち馬。今年は東京新聞杯8着、ダービー卿CT3着、エプソムC10着で連対がないが、重賞勝ち馬がレイエンダ、ニシノデイジー(2歳重賞2勝)しかいないため、トップハンデ57キロを背負う。芝2000mは[2−0−0−2]で函館では松前特別を勝っている。出遅れ、折り合いなど乗り難しいタイプ。ルメール騎手では[4−1−0−4]。祖母レディブロンドの血が函館で騒ぐ可能性?

トーラスジェミニは2走前のエプソムCで大外18番枠からハナを切って前半5F59.1秒で飛ばし、メンバー9位の36.7秒でしぶとく伸びて0.2秒差の3着。前走巴賞は前半5F61.0秒のスローペースで逃げ、メンバー4位タイの35.0秒で後続を完封し1分47秒9で優勝。芝2000mは[1−0−0−1]で百日草特別を優勝。カウディーリョ、マイネルファンロンとやり合わなければ、しぶとく粘り込むか。

前走メトロポリタンS4着のカウディーリョ、18年の札幌2歳S勝ち馬ニシノデイジー、17年の青葉賞2着馬ベストアプローチ、昨年の函館記念2着馬マイネルファンロン、前走マーメイドS9着のミスマンマミーアなど。カウディーリョは芝2000mで2戦2勝(藤岡佑騎手)。母はディアデラノビアでディアデラマドレの全弟。右回りの芝1800〜2200mは4戦4勝。レーン騎手から藤岡佑騎手に乗り替わる。

ニシノデイジーは2歳時に札幌2歳S、東スポ杯2歳Sを勝ったが、3歳以降は[0−0−0−8]で4着が最高。G2以下、右回り、芝1800〜2000mでは[2−1−1−1]。実績のある北海道の洋芝でどこまで変わるか。ベストアプローチは2年2ヶ月ぶりの前走巴賞で後方から伸び切れず0.5秒差の6着。芝2000mは[1−1−1−1]で京都2歳S3着、弥生賞4着がある。叩き2戦目でどこまで変わるか。

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