北九州記念
レース展望

サマースプリントシリーズの第4戦。過去10年で1番人気は[0−2−1−7]で2連対。前走重賞を勝った馬は[0−1−1−0]だが、負けた馬は[0−0−0−4]で不振。2番人気は[1−1−1−7]で2連対、3番人気は[1−2−1−6]で3連対。6〜9番人気が7連対、10番人気以下が3連対。最近6年のうち5年で人気薄が連対し、295倍、9倍、14倍、159倍、36倍、88倍でかなり荒れている。

過去10年の勝ち馬は5、8、8、6、8、2、8、3、6、9番人気。1番人気は勝ったことがない。6〜9番人気で勝った7頭のうち4頭は前走重賞以外に出走していた。連対馬20頭のうち11頭が前走1着。前走2着馬は[0−1−2−12]。前走6着以下から連対した6頭は前走アイビスSD6、9、18着、OP特別7、8、8着。前走3勝クラス連対馬は[1−4−1−9]、3番人気以内なら[1−3−1−2]。

モズスーパーフレアは芝1200m[7−2−1−6]で前走高松宮記念を逃げて1分8秒7(重)で優勝。小倉芝1200mは[2−0−0−2]で逃げたときは[2−0−0−0]。昨年の北九州記念は0.3秒差の4着に終わったが、3番手からのレースだった。G1馬だけにハンデは重く56.5キロ。前半32秒台で逃げて3勝しており、ハイペース、高速決着に対応できるタイプ。逃げてあっさりもあるが惨敗もありえる。

ジョーカナチャンは前走アイビスSDで前半3F32.1秒でハナを切り、メンバー10位の32.8秒でまとめて54.5秒で重賞初制覇。直線1000m巧者のライオンボスを完封した。芝1200mは[0−1−0−2]で淀短距離Sで2着がある。過去10年で前走アイビスSDは[4−3−3−37]、勝ち馬は[1−2−1−1]、4番人気以内なら[1−2−1−0]。モズスーパーフレアのハナを叩いて粘り込むか。

シルクロードS勝ち馬アウィルアウェイ、昨年のCBC賞勝ち馬レッドアンシェル、昨年の北九州記念勝ち馬ダイメイプリンセス、前走CBC賞4着のタイセイアベニール、同2着のアンヴァル、CBC賞勝ち馬ラブカンプーなど。アウィルアウェイは芝1200m[3−0−1−4]、直線が平坦な京都で[2−0−1−1]で4着以内を確保。ハンデは前走CBC賞と同じ55.5キロ。過去10年で川田騎手は[0−1−1−2]。

レッドアンシェルは芝1200m[2−0−1−1]で前走CBC賞で7番手からしぶとく伸びて0.6秒差の3着。5走前の彦根Sを1分7秒3で圧勝している。福永騎手では[5−0−2−3]、芝1200mでは[2−0−1−0]。ダイメイプリンセスは前走アイビスSDで中団から伸びて0.1秒差の5着。小倉芝1200mは[2−1−0−1]で過去2年の北九州記念は2、1着。今年は1キロ重い56キロがどう出るか。先週の小倉記念は大穴馬アウトライアーズ(13人気)が激走。今週は超絶の穴馬が勝つ可能性がある。

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