キーンランドＣ
レース展望
サマースプリントシリーズ第５戦。過去１０年で１番人気は［３−４−１−２］で７連対。牡馬は［１−２−１−２］、牝馬は［２−２−０−０］。牡馬は取りこぼしが多い。２番人気は［２−２−０−６］で４連対、３番人気は［２−０−２−６］で２連対。６〜９番人気は４連対、１０番人気以下は１連対。最近５年の馬連は３０６倍、９倍、４５倍、１２倍、７倍。１５年は８−９番人気で馬連３０６倍の大波乱になった。
３歳［１−２−０−１９］、４歳［４−４−４−１８］、５歳［４−１−５−２９］、６歳［０−２−０−３０］、７歳以上［１−１−１−２７］で４歳馬の連対が多い。６歳以上で連対した４頭は６、６、９、１２番人気だった。穴で６歳以上の高齢馬に注意。牡馬は［３−６−４−８１］、牝馬は［７−４−６−４２］。牝馬が７勝を挙げており連対率が高い。夏のスプリント重賞は牝馬が強い。人気薄牝馬の激走に注意。
ダイアトニックは今年京都金杯２着、阪急杯は２位入線も進路妨害で３着に降着、高松宮記念は直線でクリノガウディーが斜行した煽りを受けて４位入線も３着に繰り上がり。前走函館スプリントＳは２番手から７位の３３．９秒で抜け出して１分７秒５で２馬身差で圧勝。５８キロは前走で克服済み。過去１０年で安田隆厩舎は１番人気なら［２−２−０−１］。過去１０年で武豊騎手は［０−０−１−４］。昨年はリナーテで３着だった。
ライトオンキューは芝１２００ｍ［３−１−０−２］で昨年の京阪杯（古川騎手）を優勝。札幌芝１２００ｍは［１−１−０−１］。ドバイ遠征明けの函館スプリントＳは６着に終わったが、前走ＵＨＢ賞をトップハンデ５７キロを背負って１分８秒８で２馬身差で圧勝。昨年のキーンランドＣはダノンシュマッシュ、タワーオブロンドン、リナーテに次ぐ０．２秒差の４着。昨年以降の重賞で古川騎手は［１−０−０−２４］で１連対のみ。
前走函館スプリントＳ４着のフィアーノロマーノ、前走ＵＨＢ賞３着のイベリス、前走函館スプリントＳ２着のダイメイフジ、前走アイビスＳＤ３着のビリーバー、シルクロードＳ２着馬エイティーンガール、フィリーズレビュー２着馬ヤマカツマーメイドなど。フィアーノロマーノは函館スプリントＳで７番手から４位タイの３３．８秒で伸びて０．４秒差の４着。初の芝１２００ｍでメドは立ったか。１キロ減の５６キロで出走できる。
イベリスは芝１２００ｍ［２−０−２−２］でセントウルＳ３着がある。前走ＵＨＢ賞は好位からしぶとく伸びて０．４秒差の３着。ベルカントの半妹。札幌で乗れている横山武騎手が持ってくるか。ダイメイフジは前走函館スプリントＳで大外枠からハナを切って０．３秒差の２着。昨年のＵＨＢ賞は２着ライトオンキューにクビ差の３着だった。ビリーバーは前走アイビスＳＤでメンバー最速タイの３２．０秒で追い込んで３着。洋芝をこなすタイプ。杉原騎手、石毛厩舎は重賞初制覇なるか。
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