京成杯AH
レース展望
サマーマイルシリーズ最終戦。メイケイダイハード(11点)、1着条件でラセット(9点)、スマイルカナ(8点)、ミッキーブリランテ(8点)、トロワザトワル(6点)、エントシャイデン(5点)、アンドラステ(4点)に優勝のチャンスがある。ポイントは1着10点、2着5点、3着4点、4着3点、5着2点、6着以下1点。優勝は1勝以上を挙げ、かつ12点以上が条件になる。
過去10年で1番人気は[3−0−0−7]で3連対。単勝4倍以上は4倍以上は[0−0−0−4]で不振。2番人気は[3−1−2−4]で4連対、3番人気は[1−1−1−7]で2連対。6〜9番人気が5連対、10番人気以下が3連対。最近5年の馬連は623倍、22倍、40倍、11倍、32倍で中穴決着が多い。ハンデ戦で波乱傾向。人気馬に人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。
連対馬20頭のうち9頭が前走連対。前走勝った馬が7勝。前走7着以下が7連対。前走重賞なら着順不問。最近5年の連対馬10頭のうち5頭が前走9着以下だった。前走惨敗した馬が巻き返している。トップハンデは[0−2−2−9]で連対した2頭は2、6番人気だった。1番人気はおらず、2番人気は[0−1−1−1]。57キロのトップハンデは[0−0−0−4]で3着以内がなく不振。
ルフトシュトロームはデビューから中山芝1600mを最速上がりで3連勝。ニュージーランドTは出遅れて後方から外を回ってメンバー最速の34.2秒で差し切り1分33秒0で優勝。前走NHKマイルCは出遅れて後方からメンバー2位の34.0秒で追い込んで0.5秒差の5着。内&前が有利な馬場&展開で出遅れて後方からでは厳しかった。堀厩舎のキンシャサノキセキ産駒。ひと夏越してどこまで馬体が成長してくるか。
スマイルカナは芝1600m[4−0−1−2]、中山では[2−0−0−0]でフェアリーSを勝っている。重馬場の桜花賞はハイペースで飛ばし、しぶとく粘って0.5秒差の3着。オークスは16着に終わったが、前走米子S(50キロ)は前半5F58.0秒で早め先頭から押し切って1分32秒7で優勝。2着ラセットは中京記念で2着に入った。得意の中山芝1600mで52キロ。トロワゼトワルとの兼ね合いがカギ。
前走関屋記念2着のトロワゼトワル、同3着アンドラステ、同4着ミッキーブリランテ、同6着エントシャイデン、昨年の桜花賞2着馬シゲルピンクダイヤ、中京記念2着馬ラセット、前走パラダイスSを勝ったアルーシャなど。トロワゼトワルは昨年の京成杯AHを逃げて1分30秒3のレコードで3馬身半差で圧勝。ハンデは昨年より3キロ増の55キロ。7〜9月は[4−1−0−2]。横山典騎手が強気に飛ばして粘らせるか。
アンドラステは芝1600m[3−0−2−0]、稍重以上[3−0−1−0]で道悪をこなしている。前走関屋記念は中団の内から伸びて0.4秒差の3着。前走から1キロ減の53キロで岩田望騎手からルメール騎手に乗り替わる。ラセットは休み明けを除き、右回りの芝1600mでは[3−3−1−2]で上がりは全てメンバー1、2位。米子Sはスマイルカナに0.2秒差の2着。初の中山、かつ開幕週で秋山騎手がどう乗るか。
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