セントウルS
レース展望
サマースプリントシリーズの最終戦。ラブカンプーが5着以内に入れば優勝、6着以下ならレッドアンシェルが優勝となる。過去10年で1番人気は[4−4−1−1]で8連対。牡馬は[4−3−1−0]で堅実。2番人気は[2−3−1−4]で5連対、3番人気は[0−0−2−8]。6〜9番人気は3連対、10番人気以下は1連対。最近5年の馬連は110倍、4倍、30倍、7倍、22倍。隔年で人気薄が連対して荒れている。
連対馬の脚質は逃げ4先行9、差し5追込2で13頭が逃げ先行馬。逃げ馬は1、2、10番人気が勝っている。全面野芝の阪神開幕週で前残り傾向が強いが、今年は中京芝1200m(全面野芝)でどうなるか。牡馬は[7−8−4−75]、牝馬は[3−2−6−40]で牝馬が健闘している。連対した牝馬は1〜6番人気。5頭とも前走重賞で3着以内に入っていた。夏のスプリント重賞で3着以内に入った上位人気の牝馬に注意。
ダノンスマッシュは京王杯SCを逃げ切ったが、前走安田記念は8着に終わった。芝1200mは[5−1−1−3]で京阪杯、シルクロードS、キーンランドC、オーシャンSを勝ち、キーンランドC2着、スプリンターズS3着がある。高松宮記念は昨年が0.2秒差の4着、今年が1.0秒差の10着。それなりに敗因はあるか。安田隆厩舎のロードカナロア産駒。昨年以降の重賞で三浦騎手は[1−5−2−67]で勝率1.3%。
ミスターメロディは昨年の高松宮記念を好位から抜け出して1分7秒3で優勝。その後は8、4、6、11着で馬券圏内がない。昨年のスプリンターズSは先行して0.3秒差の4着。3着ダノンスマッシュとは0.2秒差だった。中京芝は[2−0−0−0]で高松宮記念、ファルコンSを勝っている。休み明けは[0−0−0−3]。G1を狙う藤原英厩舎の管理馬は休み明け走らない傾向があるが、どこまで仕上げてくるか。
葵S勝ち馬ビアンフェ、高松宮記念1位降着のクリノガウディー、高松宮記念5着馬シヴァージ、CBC賞4着馬タイセイアベニール、高松宮記念[1−1−0−2]のセイウンコウセイ、CBC賞勝ち馬ラブカンプーなど。ビアンフェは芝1200m[3−1−0−0]で逃げたときは[3−0−0−0]で勝率100%。過去10年で3歳馬は[3−2−1−14]で5連対。昨年はファンタジスト、イベリスが2、3着に入った。
クリノガウディーは高松宮記念で斜行して1位入線も4位に降着。その後はCBC賞12着、関屋記念18着に終わった。関屋記念ではノドが鳴っていた模様。成績にムラがあるが、気分屋なのか乗り替わると激走することが多い。森裕騎手に乗り替わる。シヴァージは芝1200mで4、1、5、5着だが、上がりは全てメンバー最速。高松宮記念では3着グランアレグリアと同じ33.1秒で上がっている。前崩れの展開になれば。
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