京都大賞典
レース展望
過去10年で1番人気は[3−1−2−4]で4連対。前走宝塚記念4着以内なら[3−0−0−1](4、5歳馬)で勝率75%。2番人気は[2−1−3−4]で3連対、3番人気は[1−0−2−7]で1連対。6〜9番人気は6連対、10番人気以下は2連対。過去5年の馬連は6倍、14倍、43倍、17倍、537倍。G1実績馬が揃うと堅いが、少ないと荒れる傾向がある。昨年は11−6番人気で大波乱になった。
上がり3F別は1位[4−2−0−4]、2位[4−1−2−5]、3位[1−2−4−2]、4〜5位[0−3−1−19]、6位以下は[1−2−3−58]。上がり3位以内が14連対。開幕週の京都外回りで上がりの速さが問われる。6番人気以下で連対した8頭のうち3頭に京都芝2200m以上のG2で勝ち星、残る5頭のうち3頭にG2で3着以内があった。穴はG2実績馬。特に京都のG2で実績のある馬に注意。
キセキは国内G1[1−4−1−4]の実力馬。今年は阪神大賞典7着(出遅れ)、天皇賞(春)6着(掛かってハナ)に終わったが、前走宝塚記念は後方から捲ってメンバー2位の37.2秒で上がり1.0秒差の2着。不良馬場の菊花賞を勝った馬がタフな稍重の馬場で激走した。国内の芝2400mは[0−2−0−0]で神戸新聞杯、ジャパンC2着。過去10年で6歳馬は[1−0−3−26]。テン乗りの浜中騎手が騎乗する。
グローリーヴェイズは昨年日経新春杯1着、天皇賞(春)2着、京都大賞典6着、香港ヴァーズ1着。G1初制覇となった香港ヴァーズはラッキーライラックに3馬身半差をつけた。昨年の京都大賞典は0.8秒差の6着、前走宝塚記念は5.3秒差の17着に終わったように成績にムラがある。京都外回りは[1−2−0−3]で日経新春杯を勝っている。過去10年で川田騎手は[3−0−0−1]、3番人気以内なら[3−0−0−0]。
3連勝で目黒記念を勝ったキングオブコージ、目黒記念&オールカマー3着のステイフーリッシュ、鳴尾記念勝ち馬パフォーマプロミス、昨年の京都大賞典2着馬ダンビュライト、同3着馬シルヴァンシャーなど。キングオブコージは条件戦を先行抜け出しで3連勝。前走目黒記念は後方からメンバー最速の34.9秒で差し切って2分29秒6の好タイムで優勝。安田翔厩舎のロードカナロア産駒で母の父はガリレオ。今年のG2で横山典騎手は[4−0−0−6]、2番人気以内なら[4−0−0−2]。
ステイフーリッシュはG2[1−2−3−2]で京都では[1−1−1−0]。今年のG2では[0−1−3−0]で3着以内を確保。藤岡佑騎手が騎乗する。パフォーマプロミスは1年ぶりの出走となった鳴尾記念を10番人気で優勝。京都芝2400mは18年の日経新春杯を勝っている。56キロ以下[7−2−1−0]、右回りで56キロ以下[5−0−0−0]。過去10年で8歳馬は[0−0−0−8]。ダンビュライトはG2[2−1−2−2]、京都では[1−1−0−0]。昨年より1キロ軽い56キロで出走できる。
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