スワンS
レース回顧

カツジは前半3F35.5秒、5F58.0秒で内ラチ沿いを逃げ、メンバー8位タイの34.3秒でまとめてレースを制した。勝ちタイムは1分21秒2。各騎手が荒れた内を避ける中、岩田康騎手が内をロスなく進めてコース取りでアドバンテージを取れたことが大きかった。近走大不振に陥っていたが、初の芝1400m、11番人気で大穴をあけた。カツジは17年のデイリー杯2歳S2着馬。デイリー杯2歳S勝ち馬ジャンダルムは初の芝1400mとなった信越Sを勝っている。ジャンダルムの母は短距離G1馬ビリーヴ。カツジの母は北九州記念勝ち馬メリッサ。このパターンで一変する馬が出てきている点に注意したい。次走はマイルCSに向かう予定。カツジは18年のマイルCSで0.2秒差の4着に入っている。

ステルヴィオは大外枠から5番手につけ、メンバー8位タイの34.3秒で伸びて0.2秒差の2着。前走京王杯SCで2着に入った馬が同じ1400mのG2でまた2着に入った。逃げたカツジを捕まえられなかったが、1キロ重い57キロを背負い、外を通ったこともあるのだろう。18年のマイルCSを勝った馬が復調してきている。今後はひと息入れて阪神カップに向かう予定。社台の使い分けだが、距離適性もあるのだろう。

アドマイヤマーズは2番手からメンバー12位の34.5秒で上がって0.3秒差の3着。休み明け、初の芝1400m、58キロ、内枠と厳しい条件が揃っていたが、2番手から地力で3着に粘った。昨年富士S9着の後に香港マイルを勝ったように叩き良化型。次走はマイルCSまたは香港カップに向かうことになりそうだ。

アルーシャは中団の外からメンバー6位の34.0秒で伸びて0.3秒差の4着。外を回ったロスもあるが、もうひとつ伸び切れなかった。これで京都芝1400m重賞は4、17、4着。関西への長距離輸送が良くないのか、馬体が6キロ減っていた。左回りの芝1400mは4戦4勝。オーロCで注意したい。

カテドラルは中団の後ろからメンバー4位タイの33.9秒で伸びて0.4秒差の7着。外を回ったこともあるが、いつもほど切れなかったのは馬体8キロ増の影響か。福永騎手が同じ社台のステルヴィオを交わさないように乗っていた感もある。賞金を加算できなかったため、次走はキャピタルSに向かうことになりそうだ。

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