京王杯2歳S
レース展望
過去10年で1番人気は[2−2−2−4]で4連対。過去6年は[2−2−2−0]で複勝率100%。牝馬は[0−2−0−0]で連対を確保。2番人気は[2−1−1−6]で3連対、3番人気は[1−1−0−8]で2連対。6〜9番人気が5連対、10番人気以下が1連対。過去5年の馬連は45倍、9倍、10倍、2倍、5倍。過去4年は1番人気と2、3、3、5番人気で堅い決着が続いている。
関東馬は[3−3−4−64]で連対率8%、関西馬は[7−7−6−36]で連対率25%。連対数、連対率とも関西馬が優勢。6番人気以下で連対した6頭のうち5頭が関西牡馬だった。穴で6〜9番人気の関西牡馬に注意。牡馬[10−8−10−77]で18連対、牝馬[0−2−0−24]で2連対。牝馬は1番人気のレーヌミノル、アウィルアウェイが2着。4番人気以下は[0−0−0−24]で不振。
リフレイムは新潟芝1600mの新馬戦を逃げて1分34秒8(稍重)で優勝。直線で外に寄れて外ラチ沿いまで行ったが、そこからしぶとく伸びて押し切った。前走東京芝1400mの1勝クラスは最後方からメンバー最速の33.6秒で大外から差し切って1分22秒6で5馬身差で圧勝。新馬戦とは全く違うレースで豪快に差し切った。カフェファラオと同じアメリカンファラオ産駒。まともに走ればあっさりもあるか。
モントライゼは阪神芝1200mの未勝利戦を逃げてメンバー最速の35.0秒で上がって1分10秒2(稍重)で2着に1.7秒差をつけて大差勝ち。前走小倉2歳Sは2番手からメンバー2位の35.7秒で上がって後続を引き離したが、外からメイケイエールに差されて0.2秒差の2着。3着には4馬身差をつけていた。これまで3戦は稍重、稍重、重で馬場が渋ればプラスに働く。川田騎手からルメール騎手に乗り替わる。
函館2歳S勝ち馬リンゴアメ、新潟2歳S2着馬ブルーシンフォニー、前走未勝利戦を勝ったレガトゥス、前走新馬戦を勝ったジャガードなど。土曜は曇り時々雨の予報が出ており、馬場が渋る可能性がある。リンゴアメは前走函館2歳Sを4番手からメンバー3位タイの35.8秒で差し切って1分9秒8で優勝。4着フォドラは小倉2歳Sで3着に入った。1番人気にならない牝馬。データを覆して連対できるか。
ブルーシンフォニーは前走新潟2歳Sで中団からメンバー6位の34.8秒で上がって0.3秒差の2着。4着シュヴァリエローズは萩Sを勝ち、6着セイウンダイモスはサウジアラビアRCで3着に入った。東京コースでは芝1600mの新馬戦を1分37秒2(稍重)で勝っている。近親にOP特別2勝のドーヴァーがいる。勝てば伊藤圭調教師は03年マーチSのスマートボーイ以来となる17年ぶりの重賞制覇となる。
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