ファンタジーS
レース展望

過去10年で1番人気は[2−2−3−3]で4連対。前走芝1200mは[0−0−2−0]、芝1400mは[0−1−0−2]、芝1600mは[2−1−1−1]。2番人気は[1−0−1−8]、3番人気は[0−1−2−7]で各1連対のみ。6〜9番人気が5連対、10番人気以下が2連対。過去5年の馬連は61倍、102倍、26倍、7倍、30倍。人気馬に人気薄を絡めて中穴以上を狙う馬券作戦が有効。

前走勝ち馬は[6−3−8−64]、2着馬は[2−4−0−10]だが、3〜5着馬は[0−0−2−20]で3着止まり。前走1勝クラスを勝った馬は[0−0−0−6]で3着以内がない。[0−3−0−4]の2着馬に注意。前走OP以上で6、7、8、13着に負けた4頭が7、2、12、14番人気で連対した。この時期の2歳重賞はOP以上の経験がモノをいう。前走OP以上で負けた馬の巻き返しに注意。

ヨカヨカは阪神芝1200mの新馬戦、フェニックス賞、ひまわり賞を3連勝。新馬戦で頭差の2着モントライゼは小倉2歳Sで2着に入った。フェニックス賞は前半3F32.9秒のハイペースで逃げて1分7秒9で優勝。前走ひまわり賞は前半3F34.0秒で逃げて1分9秒2で3馬身半差で圧勝。近親にファインモーションがいる。熊本で生産された九州産馬。福永騎手は同馬主のサルビアではなくヨカヨカを選んだ。

メイケイエールは新馬戦、小倉2歳Sを2連勝。新馬戦は3番手からメンバー2位の35.3秒で抜け出して1分9秒4で5馬身差で圧勝。前走小倉2歳Sは中団の外からメンバー最速の35.1秒で差し切って1分9秒6(重)で優勝。道中頭を上げて折り合いを欠き気味だった。祖母ユキチャン、その母シラユキヒメで白毛一族。先週のアルテミスSは白毛のソダシが3戦3勝で優勝。白毛一族の時代が到来か。鞍上は武豊騎手。

前走りんどう賞を勝ったサルビア、前走函館2歳S3着&クローバー賞2着のラヴケリー、前走ききょうS4着のルクシオン、前走未勝利戦を圧勝したミニーアイル、前走新馬戦を勝ったメイショウイチヒメ、前走小倉2歳S5着のフリードなど。サルビアは前走りんどう賞を中団からメンバー最速の35.1秒で抜け出して1分23秒2(稍重)で5馬身差で圧勝。6頭の少頭数だった。福永騎手からテン乗りの幸騎手に乗り替わる。

ラヴケリーは函館芝1200mの新馬戦を逃げて3馬身差で圧勝。函館2歳Sは後方からメンバー最速の35.4秒で追い込んで0.1秒差の3着。直線で馬群を捌きながら鋭く伸びてきたが、新馬戦と全く違う流れで位置取りが後ろになったことが堪えた。前走クローバー賞は好位から2位の35.2秒で伸びてカイザーノヴァに頭差の2着。馬主、高柳調教師とも重賞未勝利。団野騎手から川田騎手に乗り替わって勝負モードか。

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