AR共和国杯
レース展望

過去10年で1番人気は[3−2−1−4]で5連対。G1連対がある馬は[1−1−0−0]、G1連対がない馬は[2−1−1−4]で4歳馬は[2−1−1−2]、5歳以上は[0−0−0−2]。2番人気は[4−1−0−5]で5連対、3番人気は[2−1−5−2]で3連対。連対馬18頭が5番人気以内、残る2頭は7、7番人気。過去5年の馬連は14倍、11倍、18倍、9倍、31倍で30倍台までに収まっている。

53キロは[0−1−0−16]、54キロは[0−0−1−25]で53キロの1連対のみ。55キロは[1−4−5−23]で2、3着が多い。56〜57.5キロは[8−4−1−38]で12連対。58キロ以上は[1−1−0−11]で2連対。7番人気で連対した2頭は芝2000m重賞で3着以内があり、前走3、4着に負けていた。穴で芝2000m重賞で3着以内がある馬、特に5、6歳牡馬の激走に注意。

ユーキャンスマイルはダイヤモンドS、新潟記念、阪神大賞典を優勝。G1では菊花賞3着、天皇賞(春)5着、天皇賞(秋)4着、ジャパンC5着、天皇賞(春)4着で善戦止まりが続いている。手前の関係で左回りの方が走るが、今年は右回りの阪神大賞典でG2制覇。前走天皇賞(春)4着はテン乗りの浜中騎手が馬場の荒れた内を突いたことが堪えている。今回はメンバーが楽になるが、休み明けでトップハンデ58キロを背負う点がどう出るか。過去10年で58キロは[1−0−0−8]で2番人気のシュヴァルグラン(友道厩舎)が勝っている。

オーソリティは[3−0−1−1]で重賞ではホープフルS5着、弥生賞3着、青葉賞1着。前走青葉賞は内枠スタートから5番手につけ、メンバー2位の34.1秒で外から差し切って2分23秒0のレースレコードで優勝。3歳1勝クラスのマイル戦で1分32秒1が出る高速馬場だったが、後半5Fは57.9秒でラップは11.7−11.6−11.6−11.5−11.5秒で尻上がり&持続ラップだった。左第1指骨剥離骨折で半年ぶりの出走になるが、社台はルメール騎手を確保。G2勝ちのある3歳馬が54キロで出走できる。

新潟記念&毎日王冠3着のサンレイポケット、ダイヤモンドS2着馬メイショウテンゲン、昨年の菊花賞2着馬サトノルークス、阪神大賞典2着馬トーセンカンビーナ、目黒記念で2着が2回あるアイスバブル、AJC杯3着馬ラストドラフトなど。サンレイポケットは新潟記念で中団の後ろからメンバー3位の32.4秒で伸びてアタマ+クビ差の3着。前走毎日王冠は中団の外からメンバー3位の34.4秒で伸びて0.5秒差の3着。2着ダイワキャグニーとはハナ差だった。左回りは[3−1−2−0]。荻野極騎手は重賞初制覇なるか。

メイショウテンゲンは阪神大賞典でユーキャンスマイルに0.4秒差の3着。前走宝塚記念は後方から追い込んで5着まで追い上げた。ハンデは56キロ。消耗戦になって上がりが掛かれば。サトノルークスは菊花賞2着の後、鳴尾記念8着、小倉記念11着に終わった。東京ではダービー17着。テン乗りの大野騎手に乗り替わる。トーセンカンビーナは阪神大賞典2着、天皇賞(春)5着。叩き2戦目、加藤征厩舎に転厩して2戦目、Mデムーロ騎手でどこまで変わるか。アイスバブルは前2走16、8着に終わった。横山武騎手に乗り替わる。

[Home]