みやこS
レース展望

過去9年で1番人気は[2−2−1−4]で4連対。単勝1倍台は[2−0−0−0]、2倍台は[0−1−0−4]、3倍台は[0−1−1−0]。2番人気は[4−0−0−5]で4連対、3番人気は[0−1−1−7]で1連対。連対馬11頭が4番人気以内、残る7頭は6、7、7、7、9、9、10番人気。過去6年は32倍、44倍、121倍、17倍、94倍、198倍。6〜10番人気絡めて中穴以上を狙うのが妙味。

連対馬18頭のうち11頭が前走連対。残る7頭は前走ダートのOP以上で3、4、4、5、6、7、8着に負け、2、1、7、10、7、6、4番人気だった。前走OP以上で5着前後に負けた馬の巻き返しに注意。前走ダートのOP以上で3着以下から連対した7頭のうち5頭が2走前にダートで3着以内に入っていた。残る2頭は2走以内にダートで5着以内があった。2戦連続で6着以下に終わった馬は3着以内がなく不振。

クリンチャーはダート[0−4−1−1]、阪神ダート[0−3−1−0]。前走太秦Sは4着に終わったが、直線が平坦の京都の不良馬場で1分48秒1の高速決着だった。ダートを使った当初は後方から捲るレースをしていたが、最近は自在性が増し中団あたりで流れに乗れるようになった。今年の重賞で川田騎手は1番人気なら[2−1−1−9]でダートでは[0−0−0−3]。昨年は1番人気のインティで15着に終わっている。

エアアルマスはダート[4−0−0−1]。前走東海Sは3番手から早めに先頭に立ち、メンバー3位タイの36.0秒で後続を完封し1分50秒2(重)で優勝。2着ヴェンジェンスは昨年のみやこS勝ち馬で平安Sでオメガパフュームの2着に入った。武蔵野Sで砂を被って11着に惨敗したようにまだ危うい部分が残っているが、ダートではまだ底を見せていない。1月以来の出走でどこまで仕上がってくるか。松山騎手が騎乗する。

マーチS勝ち馬スワーヴアラミス、かしわ記念勝ち馬ワイドファラオ、前走太秦Sを勝ったベストタッチダウン、佐賀記念勝ち馬ナムラカメタロー、仁川S勝ち馬ヒストリーメイカーなど。スワーヴアラミスはダ1800m[4−2−0−0]の巧者。前走ブラジルC5着は不甲斐なかったが、中1週、叩き2戦目でどこまで変わるか。ワイドファラオはかしわ記念を勝ち、帝王賞で4着に入った。昨年のみやこSは5着。福永騎手が積極策で粘らせるか。ベストタッチダウンはアンタレスSで14着に終わったが、前走太秦Sを逃げ切った。ワイドファラオとの兼ね合いがカギになる。テン乗りの武豊騎手に乗り替わる。

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