デイリー杯2歳S
レース展望

今年は阪神で行われる。過去10年で1番人気は[2−3−2−3]で5連対。単勝1倍台は[1−1−0−0]だが、2倍台は[1−2−2−3]で取りこぼしが多い。2番人気は[3−1−2−4]で4連対、3番人気は[1−1−2−6]で2連対。連対馬16頭が5番人気以内、残る4頭は6、6、7、8番人気。過去4年は75倍、15倍、20倍、108倍で荒れている。人気馬に人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。

連対馬20頭のうち19頭が前走1着。12年に小倉2歳S2着馬が連対した。前走3、4着は[0−0−2−8]、前走5着以下は[0−0−0−16]。前走新馬、未勝利戦を勝った馬が14連対。初勝利直後でも通用する。前走1番人気は[5−7−4−25]、デイリー杯2歳Sで5番人気以内なら[5−6−4−10]。連対馬20頭のうち17頭が前走1、2番人気に支持されていた。前走1、2番人気だった馬に注目。

レッドベルオーブは新馬戦で7番手から最速の34.6秒で伸びて頭差の2着。勝ったストゥーティはアルテミスSで4着に入った。前走未勝利戦は前半5F57.2秒のハイペースで2番手から最速の35.9秒で抜け出して1分33秒1のレコードで3馬身半差で圧勝。昨年のデイリー杯2歳Sを勝ったレッドベルジュールの全弟。今年の芝1600m以上の重賞で福永騎手は1番人気なら[5−0−0−0]。テッパンか(笑)

ホウオウアマゾンは新馬戦でフラーズダルム(新潟2歳S3着)に負けたが、未勝利戦、野路菊Sを連勝した。前走野路菊Sは前半5F61.3秒で逃げ、最速タイの34.1秒で上がって1分35秒4で2馬身差で圧勝。セレクトセールで1億5120万円で取り引きされたキングカメハメハ産駒で母ヒカルアマランサスはヴィクトリアマイル2着馬。レッドベルオーブと同じノーザンファーム生産馬。松山騎手が騎乗する。

前走クローバー賞を勝ったカイザーノヴァ、前走未勝利戦を勝ったスーパーホープ、野路菊S4着のシティレインボー、前走萩S5着のピンクカメハメハなど。カイザーノヴァは前走クローバー賞で中団から最速の35.1秒で差し切り1分29秒6で優勝。2着ラヴケリーはファンタジーSで3着に入った。紫苑S2着のパラスアテナの半弟で新種牡馬モーリス産駒。矢作厩舎はホウオウアマゾン、カイザーノヴァの2頭出し。過去10年で矢作厩舎は[0−0−1−5]で3着止まり。

スーパーホープは阪神芝1600mの未勝利戦でホウオウアマゾンに0.2秒差の2着。前走京都芝1400mの未勝利戦は中団から最速タイの35.0秒で差し切って優勝。セレクトセールで4320万円で取り引きされたキズナ産駒で半妹にプールヴィルがいる。今年の2歳重賞でキズナ産駒は[0−0−2−4]。川田騎手に乗り替わる。シティレインボーは新馬戦でオーソクレースの2着がある。紫菊賞はフレグモーネ(顔)で出走取消。三嶋牧場生産のエピファネイア産駒。取消明けでどこまで仕上がってくるか。

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