東京スポーツ杯2歳S
レース展望
過去10年で1番人気は[5−1−1−3]で6連対。キャリア1戦は[2−0−1−2]だが、キャリア2戦は[3−1−0−1]で堅実。2番人気は[2−3−0−5]で5連対、3番人気は[0−2−2−6]で2連対。連対馬17頭が4番人気以内、残る3頭は7、8、10番人気。過去5年の馬連は13倍、14倍、1.7倍、247倍、3倍。18年は8−7−4番人気で馬連247倍、3連単59万馬券が飛び出した。
連対馬17頭が前走1着、全馬が前走連対していた。前走人気で勝った馬が連勝することが多い。前走2着から連対した3頭は前走OP以上だった。前走3着は[0−0−1−6]、前走4着以下は[0−0−0−21]。前走新馬戦は[3−2−3−23]で5連対、未勝利戦は[1−3−3−23]で4連対。素質があればキャリアは問われない。前走1勝クラスは[0−1−0−14]、勝ち馬は[0−1−0−4]で1連対のみ。
ダノンザキッドは阪神芝1800mの新馬戦を5番手からメンバー最速タイの34.7秒で抜け出して1分48秒3で3馬身差で圧勝。抜け出してからは流す余裕があった。2、3着馬は次走未勝利戦を勝っている。セレクトセールで1億800万円で取り引きされた安田隆厩舎のジャスタウェイ産駒で半兄にミッキーブリランテ、オールザワールドがいる。雄大な馬体が目立つ馬。北村友騎手から川田騎手に乗り替わる。今年の東京芝重賞で川田騎手は[0−1−0−7]で2着は京王杯SCのステルヴィオ。
ドゥラヴェルデは新潟芝1800mの新馬戦を出遅れて中団の後ろからメンバー最速の33.1秒で差し切って1分49秒5で3馬身差で圧勝。出遅れたが二の脚でカバーし、直線で馬群を割って抜け出すと最後は北村宏騎手が股の間から後ろを見る余裕があった。DMMバヌーシーで3600万円で募集された新種牡馬ドゥラメンテ産駒。今年下河辺牧場の2歳馬はドゥラヴェルデしか勝ち上がっていない。ルメール騎手に乗り替わる。今年の東京芝重賞でルメール騎手は[6−3−0−10]で6勝を挙げている。
前走萩S2着のジュンブルースカイ、前走百日草特別2着のレインフロムヘヴン、前走中山芝1800mを勝ったタイトルホルダー、前走東京芝1800mの未勝利戦を勝ったプラチナトレジャーなど。ジュンブルースカイは中京芝2000mの新馬戦を好位から最速タイの34.1秒で抜け出して2分2秒6で優勝。前走萩Sは好位からメンバー最速タイの34.1秒で伸びて半馬身差の2着。3着ワンダフルタウンを完封した。友道厩舎のドゥラメンテ産駒。過去10年で武豊騎手は[1−1−0−2]、4番人気以内なら[1−1−0−0]。
レインフロムヘヴンは東京芝2000mの新馬戦を早め先頭から抜け出して2分4秒5(稍重)で優勝。前走百日草特別は後方から早めに押し上げて0.2秒差の2着。堀厩舎のドゥラメンテ産駒で半姉にアッフィラートがいる。馬主は社台RH。3戦連続でMデムーロ騎手が騎乗する。タイトルホルダーは中山芝1800mの新馬戦を逃げてメンバー3位の35.9秒でまとめて1分51秒4で優勝。セレクトセールで2160万円で取り引きされた栗田厩舎のドゥラメンテ産駒で半姉にメロディーレーンがいる。少頭数でスローで逃げて粘り込むか。
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