中日新聞杯
レース展望

17年に12月に移動した。過去10年で1番人気は[3−2−1−4]で5連対。3歳馬は[2−0−0−0]だが、4歳馬は[0−1−1−2]で取りこぼしが多い。2番人気は[1−1−2−6]、3番人気は[0−2−1−7]で各2連対。6〜9番人気が5連対、10番人気以下が3連対。過去5年の馬連は18倍、41倍、15倍、158倍、69倍。ハンデ戦で荒れる。人気馬に人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。

前走勝ち馬は1連対のみ。前走OP以上で2〜5着に負けた馬が10連対。ハンデ戦らしく重賞で少し足りなかった馬が巻き返している。前走10着以下は[3−3−5−48]。G1で惨敗した馬の巻き返しに注意。休み明けを除き、前走G3から連対した4頭は前走2〜4着、前走G2から連対した5頭は前走3〜5着。前走善戦した馬が巻き返している。前走G1から連対した馬は前走7、9、12、15着。着順は問われない。

ヴェロックスは前走小倉大賞典で5番手から全く伸びずに1.6秒差の9着。中内田厩舎の管理馬はダノンプレミアム、ダノンファンタジー、グレイトパールなど急に走らくなる馬が多い。池江厩舎も同じ。何が共通するのか。芝2000mは[2−1−0−0]で若駒S1着、若葉S1着、皐月賞2着。皐月賞以来となる芝2000mで一変するのかどうか。重賞未勝利馬だが、ハンデは57キロ。鞍上はクリソベリルの川田騎手。

サトノソルタスは昨年の中日新聞杯(54キロ)で中団から伸び切れず0.4秒差の5着。今年の金鯱賞(56キロ)は3番手からメンバー5位タイの33.8秒で上がって0.3秒差の2着。前半5F63.6秒のスローペースで前残りの展開だった。過去10年でディープインパクト産駒は[5−1−2−12]で現在2連勝中。堀厩舎が休み明けでどこまで仕上げてくるか。ハンデは55キロ。テン乗りの池添騎手が騎乗する。

ケフェウスS勝ち馬トリコロールブルー、昨年の勝ち馬サトノガーネット、前走カシオペアS2着のボッケリーニ、前走3勝クラスを勝ったグロンディオーズ、昨年の秋華賞3着馬シゲルピンクダイヤ、18年の中日新聞杯勝ち馬ギベオン、前走福島記念3着のテリトーリアル、同4着のデンコウアンジュなど。。ハンデ戦はJRAハンデキャッパーが攻めのハンデをつけると荒れるが、誰かに忖度して守りのハンデだと堅く収まる。

トリコロールブルーは左回りの芝2000m[3−2−0−1]で中京では[2−0−0−0]。ケフェウスS(56キロ)は中団の外からメンバー2位タイの35.4秒で差し切り1分58秒7で優勝。ハンデは56.5キロ。テン乗りの荻野騎手が騎乗する。サトノガーネットは昨年の中日新聞杯を53キロで大外一気を決めたが、今年は2キロ重い55キロを背負う。今年の重賞で坂井騎手は[1−0−2−35]で連対率2.6%。

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