フェアリーS
レース展望
過去10年で1番人気は[2−1−0−7]で3連対。最近6年は[0−1−0−5]で1連対のみ。2番人気は[1−0−2−7]で1連対、3番人気は[4−0−1−5]で4連対。6〜9番人気が4連対、10番人気以下が6連対。10番人気以下の激走が多く、かなり波乱傾向が強い。過去5年の馬連は56倍、59倍、32倍、28倍、45倍で全て中穴決着。人気馬に人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。
前走勝ち馬が9連対。新馬&未勝利戦勝ち馬でも通用している。前走新馬戦を勝った関西馬は[0−0−0−4]で不振。1番人気の2頭が4、5着に終わっている。前走新馬戦を勝った関東馬は[2−1−3−13]、5番人気以内は[1−1−2−3]。関東馬[10−8−8−109]、関西馬[0−2−2−21]。5番人気以内の関西馬は[0−0−2−9]で不振。10番人気以下で連対した6頭は関東馬だった。
テンハッピーローズはサフラン賞で後方から2位の34.5秒伸びて0.2秒差の2着。勝ったサトノレイナスは阪神JFで2着に入った。前走アルテミスSは中団の外から4位タイの33.9秒で伸びて0.4秒差の3着。勝ったソダシは阪神JFを制した。初年度からデアリングタクトを出したエピファネイア産駒。芝2勝馬はおらず、重賞で連対した馬もいない。高柳厩舎は勝てば重賞初制覇となる。福永騎手に乗り替わる。
ファインルージュは新馬戦は好位から伸びてクビ差の2着。直線で一杯になりかけたが、ラスト1Fから鋭く伸びてクビ差まで迫った。前走東京芝1400mは好位から2位タイの34.4秒で抜け出して1分23秒3で2馬身差で圧勝。直線でスペースがなく最内を突いたが、スパッと抜け出して最後は流す余裕があった。セレクトセールで3564万円で取り引きされた木村厩舎のキズナ産駒。ルメール騎手が2戦連続で騎乗する。
アルテミスS5着馬クールキャット、新馬戦を勝ったベッラノーヴァ、タイニーロマンス、未勝利戦を圧勝したカラパタールなど。クールキャットは前走アルテミスSで中団から伸び切れず0.6秒差の5着。半兄にトリオンフがいる。奥村厩舎は17年にライジングリーズンで制している。ベッラノーヴァは東京芝1400mの新馬戦を7番手から最速の34.0秒で差し切り1分23秒6(重)で優勝。396キロの小柄なエピファネイア産駒。過去10年で丸山騎手は[1−0−0−2]で19年にフィリアプーラで制している。
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