きさらぎ賞
レース展望

今年は中京芝2000mで行われる。過去10年で1番人気は[3−2−1−4]で5連対。単勝1倍台[2−2−1−0]だが、単勝2倍以上は[1−0−0−4]で取りこぼしが多い。2番人気は[1−2−4−3]で3連対、3番人気は[2−0−2−6]で2連対。連対馬15頭が5番人気以内、残る5頭は6、6、6、7、8番人気。過去5年の馬連は7倍、9倍、14倍、74倍、73倍で年々波乱傾向が強まっている。

連対馬18頭が前走3着以内。前走4〜9着は[1−1−1−23]で前走朝日杯FS9着、1勝クラス4着馬が連対。前走10着以下は[0−0−1−8]で3着止まり。過去3年の連対馬6頭は前走3着以内を確保していた。6番人気以下で連対した5頭の戦績は[1−0−0−1]、[2−0−1−0]、[2−0−0−1]、[1−0−1−1]、[1−1−1−2]。穴で4着以下が1回以下の逃げ先行タイプの関西牡馬に注意。

ヨーホーレイクは前走ホープフルSで中団の後ろから最速タイの36.4秒で伸びて0.3秒差の3着。出遅れて位置取りが悪くなったことが堪えた。友道厩舎のディープインパクト産駒でマウントシャスタ、カミノタサハラの全弟。昨年以降の芝重賞で武豊騎手は4コーナー7番手以下では[1−0−1−29]、良馬場では[0−0−1−22]で5番人気以内では[0−0−1−16]。今年の重賞で武豊騎手は[0−0−0−5]で1番人気では[0−0−0−3]。ノーザンF生産のディープインパクト産駒で馬主は金子氏。

ラーゴムはアイビーSで好位から2位の34.5秒で伸びてクビ差の2着。勝ったオーソクレースはホープフルSで2着に入った。前走京都2歳Sは5番手から3位タイの35.3秒で上がって0.1秒差の2着。勝負どころで外から動いて直線で先頭に立ったが、詰めが甘くなってワンダフルタウンに交わされた。セレクトセールで5076万円で取り引きされたオルフェーヴル産駒で近親にアンドリエッテがいる。武豊騎手から北村友騎手(新馬、アイビーSで騎乗)に乗り替わる。北村友騎手&斉藤崇厩舎はクロノジェネシスのコンビ。

ホープフルSで逸走したランドオブリバティ、前走新馬戦を勝ったダノンジェネラル、前走朝日杯FS7着のドゥラモンド、前走未勝利戦を勝ったショウナンアレスなど。ランドオブリバティは新馬、芙蓉Sを連勝しホープフルSで2番人気に支持されたが、4コーナーを曲がり切れずに外に逸走して競走中止。立て直すのが難しそうだが、鹿戸調教師の手腕に期待したいところ。ディープインパクト産駒でリバティハイツの半弟。昨年10月以降の重賞で三浦騎手は[0−0−3−12]。13年以降、毎年重賞1勝が続いている。

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