フェブラリーS
レース展望
過去10年で1番人気は[4−2−2−2]で6連対。5歳馬は[3−1−1−0]だが、4歳馬は[0−1−0−1]、6歳馬は[1−0−1−1]で取りこぼしが多い。2番人気は[2−2−1−5]で4連対、3番人気は[1−1−2−6]で2連対。連対馬16頭が5番人気以内、残る4頭は7、9、16、16番人気。過去5年の馬連は6倍、14倍、11倍、4倍、362倍。昨年は最低16番人気が激走し大波乱になった。
連対馬16頭が前走3着以内。前走ダート重賞好走馬が活躍している。前走5、12着から連対した2頭には東京ダ1600mで重賞勝ちがあった。前走10着以下は[1−0−1−19]で1連対のみ。ダートG1馬でも惨敗馬は危険。連対馬13頭にダートG1勝ち、2頭にG1−3着があった。ダートG1実績が問われる。前走ダート重賞で好走したG1実績馬に注目。今年は中央のダートG1で連対がある馬がインティしかいない。
カフェファラオは前走チャンピオンズCは中団から伸び切れず0.9秒差の6着。1〜5着はG1馬。力が足りなかったか。東京ダ1600mは[2−0−0−0]でユニコーンSは2番手から抜け出して1分34秒9(稍重)で5馬身差の圧勝だった。過去10年でルメール騎手は[1−2−0−0]、2番人気以内なら[1−2−0−0]。今年は社台馬主の馬がいない。ガチンコ勝負で前に行ってタフ過ぎるレースにならなければ。
レッドルゼルはダート[7−5−0−2]、OP特別は[2−1−0−1]、G3は[1−1−0−1]。カペラSは10番手から3位の35.4秒で伸びてクビ差の2着。前走根岸Sは中団から2位の35.1秒で抜け出して1分22秒3(稍重)で優勝。タフなレースでパフォーマンスを引き上げた。過去10年で根岸S勝ち馬は[3−1−1−3]。昨年以降の重賞で安田隆厩舎は2番人気以内なら[7−3−1−5]で堅実。
昨年のフェブラリーS3着馬サンライズノヴァ、昨年の南部杯勝ち馬アルクトス、19年のフェブラリーS勝ち馬インティ、東海S勝ち馬オーヴェルニュ、前走根岸S2着のワンダーリーデル、昨年の武蔵野S2着馬ソリストサンダーなど。サンライズノヴァは東京ダ1600m[5−1−0−4]で17年のユニコーンS、18年と昨年の武蔵野Sを優勝。過去3年のフェブラリーSは4、7、3着。展開と位置取りがカギになる。
アルクトスは東京ダート[5−1−0−2]、東京ダ1600m[4−0−0−1]。昨年のフェブラリーSは9着に終わったが、休み明けだった。前走根岸Sは59キロを背負って0.2秒差の4着。田辺騎手は14年に最低人気にコパノリッキーで勝っている。インティはダートG1[1−1−2−4]。昨年のチャンピオンズCは3着に入り地力を示したが、前走東海Sは12着に終わった。近走は大敗後に3着に来る傾向がある。
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