阪急杯
レース展望

過去10年で1番人気は[2−2−2−4]で4連対。G1馬は[2−0−0−1]だが、G1勝ちがない馬は[0−2−2−3]で未勝利。2番人気は[2−2−2−4]で4連対、3番人気は[0−1−0−9]で1連対のみ。連対馬15頭が5番人気以内、残る5頭は6、7、7、8、11番人気。過去4年は人気薄が勝ち、馬連は130倍、28倍、131倍、49倍で荒れている。別定戦だが、かなり波乱傾向が強い。

前走連対は4頭のみ。前走10着以下から5頭が連対。18年に前走16着馬が勝ったように前走着順は不問。最近は前走重賞で4着前後に負けた馬の連対が多い。前走重賞以外は[2−0−2−46]で2連対のみ。6番人気以下で連対した5頭は5、6、6、7、8歳馬。5頭のうち3頭に重賞勝ち、残る2頭は芝1400m巧者だった。前走着順は問われない。穴で重賞勝ちまたは芝1400m巧者の6歳以上の高齢馬に注意。

インディチャンプは国内G1[2−1−1−0]の実力馬。芝1400mは[1−0−1−0]で前走阪神カップは単勝1.5倍の断然人気に支持されたが、中団の後ろから最速の34.0秒で伸びて0.4秒差の3着。斤量差もあるが、ダノンファンタジー、マルターズディオサの牝馬に先着を許した。阪神芝は[2−2−2−1]で4着以内を確保。目標は次だが、いつものように中団より前につけて流れに乗ればあっさりもあるか。

レシステンシアは[3−2−1−1]で前走マイルCSは逃げて0.8秒差の8着。芝1400mは[2−0−0−0]でファンタジーSを1分20秒7で勝っている。4歳牝馬で他馬より軽い54キロで出走できる。ダノンファンタジーは善戦止まりが続いていたが、距離を短くした前走阪神カップを好位抜け出しで1分19秒7で優勝。芝1400mは[2−0−0−0]。阪神カップと同じ55キロ。前走くらい走れば足りそうだ。

昨年の阪神カップ5着馬クリノガウディー、同7着馬ジャンダルム、昨年の阪急杯勝ち馬ベストアクター、昨年のスワンS勝ち馬カツジ、ニューイヤーS勝ち馬ミッキーブリランテなど。クリノガウディーは昨年の阪神カップで1分20秒2で走って0.5秒差の5着。同タイムの6着イベリスは京都牝馬Sを逃げ切った。高松宮記念1位降着からもうすぐ1年。先週日曜の阪神で5勝したテン乗りの岩田望騎手に乗り替わる。

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